かみさんのメモより
4月9日
6時に起きてChalrieのためにおかゆとトースト、ヨーグルト、ドックフード、のりまき、玉子焼きなどのCharlieの好きだったものを口につけた。
これから長い道のりだから沢山食べておかないとね。元気で行きなさいよ。気をつけてね。
裏庭の塀ごしに高い木があり私はその天辺からCharlieが見ているような気がした。
最後のお別れを元気でねとそしてありがとうと・・・ お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、ご先祖様、どうかCharlieが無事に天国にいけますよう、お願いした。
本当にこれでお別れなんだと思うと悲しくて悲しくて亡くなる前にずっと外を見ていたCharlieの姿が目に浮かぶ。
9時15分に友人の一人がお子さんを連れてCharlieの出棺のお手伝いに来てくれた。
9時半に今日付き添ってくださるご夫妻が迎えに来てくれた。
家の前のペイニーという黒ラブちゃんもお別れに来てくれ奥さんが
”I'm so sorry. Peney loves Charlie"と言ってくれた。涙が出た。
10時半にセレモニーセンターに到着。従業員は優しくて元気がある人達だった。
Chalrieと最後のお別れをする。これで本当にCharlieとのお別れだ。
次に会うときはAshになっていると思うと大声を上げて泣いてしまった。
2時に来てください、と言われ引き裂かれるような思いで一旦セレモニーセンターを後にした。
今まで小雨交じりの曇り空が一変して晴れ間が見えた。良かった。
Charlie気をつけて行くんだよ。風が強いからうまく乗ってね。心の中で祈る。
そして付き添ってくださったご夫妻と精進落しをする。
その間いろんな話をすると心がほぐれてきた。このご夫妻は本当に犬好きで飼っているわんちゃんを戸籍に入れたいと言っているくらい。動物の持っている力は本当にすごいよと最後まで自力で立つ、それができなければ尻尾を振るのだそうだ。それを聞いてCharlieにもあてはまることを思い出した。ますますいとおしい。そうだったんだね。Charlie!最後まで一所懸命あきらめることなく生き抜いたこと私は見習いたい。本当に見習いたいと今そう思った。
二時少し前にセレモニーセンターに到着。
つぼに入ったCharlieが待っていた。あんなに大きかったCharlieが小さなつぼの中に・・・
家に帰ると元気だったCharlieがママおかえりといった姿が見える。
その夜フト目が覚めるとCharlieが立っていた。でも悲しそうな顔で・・・
辛かったんだね。Chalrie 本当にごめんね。分かってあげられなくて。パパに会わせてあげられなくてごめんね。