2008年9月3日水曜日
福田退陣(2)
今の政治は政策の論議が無い。
たとえば「消費税UPについては選挙前だから議論しない」という。一体いつ議論するんだろう。選挙の前こそ最も議論が必要な時期だ。選挙の時は「臭いものにふた」をして議席を確保し、その後「消費税upでございます。」これは立派な詐欺だ。2-3年の期間で消費税について議論するというのは「私は国民の皆さんを騙しますよ。」というメッセージと等しい。2-3年後というのは次の総選挙で議席を確保した議員の任期が(解散がなければ)2年程度残っている時期だから次の選挙までにはほとぼりが冷めるのだ。
だいたい自民党は財政再建なのか上げ潮なのか方向が定まらない。これからどうするかを明確にして民意を問うべきなのに上記のように言葉を濁して意志を表明しない。目先の様子を見ながら舵を切るつもりなのだろう。つまり政権維持が目的で政策にはっきりした意志がないのだ。
公明党は政権にしがみつくことだけが目的でそのための政策だけ主張する。今は自民党が危ないと見るや次の政権への鞍替えをしやすくするために自民党と距離を置こうとする。減税などいかにも国民のためのように見えるが動機が不純だ。
民主党も政権を奪うことを目的とし、そのためには自民党の失政の反対のことをやりますというだけで一貫性が無い。
過去の政治と現在の政治は世界情勢、経済、環境など含めて全く違う取り組みが必要になっているのに日本の政治はあいかわらず戦前から続く霞ヶ関中心の政治である。
民主党には何も期待していないがただ一つ 政治と官僚の癒着を断ち切る努力はする筈だ。これをしないと民主党は自民党の一派閥と同じで存在価値が無い。
今度の総選挙後政権を一旦民主党に委ねてみたい。多分公明党が寄生虫のように付いて来るけど、、、
私もかみさんも在外選挙人証を持っているのでほんのわずかな票だけど行使したい。
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