2008年9月30日火曜日

麻生所信表明演説

新聞で所信表明演説を読んだ。ついでに昨年10月の福田の所信表明演説を読んだ。
野党に対する対応の姿勢、その時問題になっていること(例えば今は後期高齢者や事故米、当時は政治資金)により内容は異なるが言っていることはほとんど同じ。
同じ政党の政権なので政策があまり変わるわけはないが,,
総花的にあれもやります、これもやりますと言っているだけである。
しかし考えてみると福田が1年前に課題として認識してやると言ったことが何も解決していない。失われし1年だ。

気になった点は一杯あるが3つあげると

-経済成長の第三段階で新たな産業や技術を生み出すと言っているが3年後に何を生み出すつもりなの?どうするの?素材産業なのか、環境に係わるの産業なのか?政治主導で補助金を出しててやるのか?一体何をイメージしているのだろう? 日本には科学と技術の底力があるというけど本当にそう?今の子供たちは理科系離れをしているが認識しているの?

-農業の自給率50%と数字だけ言っているけどどういう根拠で50%なの?勝算はあるの?耳あたりのいい言葉を並べているだけのようだ。

-公務員制度改革には言及していない。これは福田の時より後退。官僚を使いこなすと豪語している。やっぱり麻生だ。

解散前の補正予算審議はやると思う。そうでないと麻生内閣は何もしなかったことになるから、意地でもやるだろう。

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