2009年7月31日金曜日
オンキョーからiPODのデジタルドックが
http://www.jp.onkyo.com/news/newproducts/onkyo/nds1/index.htm
オンキョーのドックは最近の同社の製品と同様のシャープ、クリーンそしてスリムなデザインで好感が持てる。私はWADIAのデザインより好きだ。iPODからデジタル信号を取り出しS/PDIFに出力する機能の他にPCのUSBからデータを受け取ってS/PDIFに出力する機能もある。USB-S/PDIFブリッジの機能だ。PCを音源として音楽を楽しむ人には良い機能だと思う。PCの音源を使う時には96kHz/24bit対応しているとありがたいが、残念なことに48kHz/16bitまでのサポート。 ゴールドムンドは96/24のサポートをする予定だ。
WADIAのドックを購入しようと思いつつまだ購入して居ない。オンキョーの価格はまだわからないがWADIAより安いと思う。iPODのデジタルドックはオンキョーに決まりだ!
今までに使ったことがあるオンキョーの製品はPC用の外付けAudioI/Fだけだ。これはAudio製品というようりはPCの周辺機器だ。私が若かりし頃、下のリンクにあるアンプが欲しかったが買うことができなかった。 でもその頃からオンキョーの製品のセンスの良さには好感を持っていた。
http://www.audio-heritage.jp/ONKYO/amp/integra931.html
もしオンキョーのドックを買えば初めてのオンキョーのAudio製品の購入となるだろう。ドックがAudio製品かは微妙だが、、、
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2009年7月30日木曜日
LinnのDynamik電源
スイッチング電源のメリットは効率が高い、小型化できるということが一般的だがAudioについて言えば応答が早いということがメリットだと思う。通常の電源は1秒間に50回または60回しか回路にエネルギーを供給できない。(両波整流の場合でもその2倍)Audio信号の変動によりエネルギーを供給していない間に電源の負荷が増えるとエネルギー供給が追いつかない。しかしスイッチング電源は一般的に数100kHz~MHzのスイッチングをしているのでエネルギーを供給する頻度は通常の電源に比べて遥かに多い。したがってAudio信号の変動に素早く追従する。
今回LinnからDynamikという電源がリリースされた。いままでの電源からUpgradeしたものだ。技術的な詳細はわからないがおそらく共振型スイチング電源を使用しているものと思う。
共振型電源はLC共振回路によりスイチング波形を共振させて正弦波に近づけ高調波成分を減らすことによりノイズを少なくするものだ。それと同時に共振回路で電圧が0の時にスイッチング素子をonしたり電流が0の時にスイッチング素子をoffするように制御して回路の不連続をなくし損失やノイズ発生を減らす方式だ。
早速LinnのForumには「KlimaxDSをDynamik電源に交換したらもの凄く音が良くなった。」とか「LP-12をRADIKALとURIKAに変えたらLP-12の音がDSを引き離したがDSのDynamik化で差が縮まった。」などという羨ましい書き込みがある。新電源は音質向上に効果があるようだ。私にはとてもこれほどの投資をする財力は無いし、そもそもDynamik電源に交換することが可能な機器を持っても居ない。指を咥えて見ているだけだ。
いずれにしてもAudioにおいて(いや全ての電子機器において)電源は最も重要である。Audioでは喩えは適切でないかもしれないが、電源を切り紙細工のように切ったり張ったりして音を作るから電源の品質が悪いと音が悪くなる。回路の設計においてPSRR(Power Supply Rejection Ratio)を上げて電源の悪さを隠すことも可能だが完全に隠すことは不可能だ。だから電源は極力綺麗かつ高速にする必要がある。
久し振りにLinnを訪問して仕事の打ち合わせの合間に最近のAudioの製品の技術動向について話をして見たいなあと思った。
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2009年7月29日水曜日
かみさん歯医者で治療
先週の金曜日は私が目の検査で病院に行って来た。かみさんが運転手をしてくれた。どうやら治療が必要なようで病院のWaiting listに載せてもらった。
昨日、今日とかみさんが歯医者に行った。私は運転手兼通訳として付き添った。昨日は歯の詰め物が取れたのでその治療。今日はインプラントの手術を行った。事前に見積りと手術に関する説明が届くはずだったがいくら催促しても届かず手術の直前に渡されて急いで読んだ。疑問点を何点か聞き説明を受け納得したので手術を依頼した。骨にドリルで穴を開けてねじを埋め込むという恐ろしい手術だ。術前かみさんはかなりびびっていた。私は立ち会ったが見ているほうが怖い。かみさんは術後「全然平気だった」とのこと。
かみさんは今日食事が摂れず大人しくしているしかなかったが麻酔が切れた後少々痛んだ程度であとは問題ないようだ。根が安定した時点で歯冠を取り付けて完成だ。歯は健康の源だから治療ができて良かった。
歯医者でNHS(国の健康保険)が使える条件は知らないが一般的には保険が効かないので治療の度に支払う必要があり治療費はばかにならない。でも後でプライベート保険の請求をすればカバーされるのでOKだ。
またこちらで一般的なのかわからないが、インプラントや矯正などの治療は各地の歯科医院に専門の歯科医が来て治療をしているようだ。かみさんのインプラントの治療をした歯科医は毎週水曜日に近くの歯科医院にやって来る。 利用者が遠くまで行かなくても近くの施設で治療を受けられる良いシステムだと思う。
それにしてもCharlieのVETやかみさん、私の通院で医学に関する英語を結構勉強した。英語の医学用語などは日本に居ては使う機会が無いから全く分からず最初は辞書と首っ引きで調べていたが今は医者とある程度不自由なくやり取りできるようになった。それでもまだまだ知らない言葉が多い。辞書は片時も手放せない。
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2009年7月28日火曜日
いよいよ総選挙
そして結果的には自民党にとって最悪のタイミングでの解散となった。先物取引で満期が迫っているので損が大きい状態でも仕方なく手仕舞うようなものだ。麻生首相は相場観を見誤ったとしか思えない。さらに解散から選挙まで40日。野党が審議拒否したので実質は40日以上。政治空白を作るべきでは無いといいながら自分の都合でこれほど長い空白を作るとはあきれてしまう。
民主党のマニフェストをざっと見たが自民党が非難している通りバラマキである。しかし自民党に民主党のマニフェストをバラマキと言って非難することはできない。前回の参議院選挙での民主党のマニフェストの真似をして今は同じことをやっているのだから、、
民主党のマニフェストで目指す姿が友愛社会という漠然としたもの。確かに「衣食足りて礼節を知る」というから国民の生活が豊かになれば友愛社会になるかもしれない。でも友愛社会というのは精神的なものでありバラマキをしても実現できるものではない。実現するためにはもっと違うアプローチが必要であり政治が目指すものとしては押し付けがましく胡散臭い感じがする。マニフェストに掲げる5原則・5策も今自民党政治の問題に対するうわべの対応でありめざす姿を実現するための本質的な政策ではない。先ず5原則・5策がある所へ後から友愛社会というお題目を取って付けただけだ。小沢が辞任して鳩山が党首になってから友愛と言い出したから当然だ。
本当に実現できるか?とか実現したら相当混乱するだろうなと思う政策もあるが、未だにマニフェストができない自民党に比べたらましだ。
これで選挙権が行使できる。今回から海外居住者は比例区だけでなく小選挙区の投票もできるようになった。公示日の8月18日から23日までの間に近くの領事館で投票ができる。私達はもちろん投票にいくつもりだ。
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2009年7月25日土曜日
スイス旅行 7/21-22 さよならスイス
レマン湖のほとりシヨン城。撮影タイミングを逃してうまく撮れなかった。
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2009年7月22日水曜日
スイス旅行 7/20 クライネ・マッターホルン
ホテルの部屋からはマッターホルンが綺麗に見える。
ツェルマットからゴンドラやロープーウェイを乗り継いで一気にクライネ・マッターホルンに到着。富士山より高い所にあっと言う間に着いてしまったのだ。天気が素晴らしい。マッターホルンの形は下から見上げる時にはスマートでシャープな形に見える。ここから見る形はどっしりとして武骨な感じで別の山のようだ。
クライネ・マッターホルンの展望台には十字架がある。
展望台ではお姉さんがバグ・パイプを吹いている!「スコットランドから来たの?」と聞くと「USから」。ここでバグ・パイプを演奏するのが夢だったそうだ。演奏が終わるとみんな拍手。お姉さんは息がゼイゼイ。
横を見上げるとブライトホルン(4164m)が手に取るように近くに見える。登山者が蟻の行列のように登っている。今日のような天候なら私でも登れそうな感じ。
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スイス旅行 7/19 ゴルナーグラート
ツェルマットの街からゴルナーグラート登山鉄道でゴルナーグラートへ向かう。スイスの絵葉書に良く出てくる代表的な登山鉄道だ。アプト式の列車で急な坂をぐんぐん登る。
40分ほどの乗車でゴルナーグラート 約3100mに到着する。かなり寒いと思っていたが天気が良く暖かい。マッターホルンも綺麗に見える。凄い迫力だ。
ゴルナーグラートの上をヘリコプターが飛んでいる。青空と山に赤い機体が映える。
登山鉄道の終点の駅から歩いて降りる。積雪を心配していたが登山道にはほとんど雪は無く安心した。マッターホルンを背景に登山鉄道が気持ち良さそうに走っている。
まだまだ魅力的な山道が続く。ここはマーク・トェインが小説に書いた道だそうだ。かみさんと二人でグローフェの「山道を行く」を歌いながら下る。グローフェの山道はグランドキャニンだが場所は違っても今日に気分にぴったりだ。
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2009年7月21日火曜日
スイス旅行 7/18 雨、そして
とりあえずツェルマットからケーブルカーで3分ほどで行けるスネガ・パラダイスに行ってみる。ここは雪が降っている。
景色はやはり最悪。でも山道には雪が積もっていないし歩けそうな感じ。さすがに雪や雨が降っているので歩いて降りるのはあきらめたが、明日以降は期待できそうな感触を得た。
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2009年7月20日月曜日
スイス旅行 7/17 氷河急行の旅
本日は旅のクライマックスであるツェルマットへ向かう。そして有な氷河急行に乗ってサンモリッツからツェルマットに行く。クライマックスに向けての大プレリュードだ。
オンラインでは氷河急行の1stクラスは予約が一杯で2ndクラスしか指定が取れなかった。チューリッヒの駅で1stが空いているか聞いたところラッキーにも空席があったので1stに代えてもらった。ラッキー!
さて天気予報の通り朝から雨。ホテルの窓から見たサンモリッツ湖は昨日とは大違いだ。
氷河急行の路線で有名なのがラントバッサー橋という高さ65mの石橋だ。チューリッヒからサンモリッツに来る時も通ったのだが気づかなかった。なぜなら今は工事で隠れているのだ。残念!
この日は天気が悪いので景色を楽しめない。楽しみは食事だ。氷河急行の乗客はほとんどが食事を楽しんでいる。
これがメインディッシュ。後で見たらガイドブックに載っていたのと同じだった。
氷河急行の路線の中で最も標高が高いオーバーアルプパスヘーエの近くの湖。雨に霞んで良く見えない。
我々と同席になった人はドイツの夫妻。奥さんのお母さんが80歳になったお祝いにスイス旅行をプレゼントしようとしたが、お母さんが事故に会い連れて来れなかったそうだ。そのおかげで我々が1stクラスの席に座れたのだ。
かみさんがドイツ人のご夫婦にワインをあげたので、お礼にと食後酒のグラッパをおごってくれた。
お姉さんが揺れる車内でグラッパを注いでいる。すごい技だ。
ツェルマットに近づくと少し空が晴れて来た。天気が期待できるか?
フィスプの駅。ここからツェルマットへ向かう路線に入る。
フィスプからツェルマットまでは登りが急なのでアプト式で登る。ドイツ人にアプト式と言っても通じなかった。ドイツで発明された方式の筈だと教えてあげた。
予約する時には二人用のBOXを予約しようとしたが結果的には4人掛けBOXであった。しかしそのおかげで様々な人と知り合えて話ができて良かった。ベルニナの時も今回もすべてドイツ人のご夫婦と相席になった。みなさん良い人たちで楽しかった。
そして8時間ほどの旅行のあとツェルマットに到着。ついた時には天気はそこそこだったが、この後土砂降り。
すったもんだの後ホテルに到着。マッターホルン・ビューの部屋を予約したがまったく見えない。マターホルンはどこにあるんだ?見えるのか?
食事はイタリア料理の店。スイスに来てからイタリア料理ばっかり。でも美味しかった。
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