2008年4月18日金曜日

遊撃戦(第3話)

 開発中の製品の仕様決定、新年度の計画策定、引越しの準備など色々と立込んでいて大変です。今年度の計画の腹案は3月中旬には作ってこちらの責任者に説明し4月11日には正式版を作るように言っていましたが、づるづると遅れてやっと今日できました。日本への承認とりつけをこれから行います。製品の仕様については本来私は詳細を見なくてもいいのですが、日本の製品と同じ商品群を形成するためユーザから見た仕様を統一する必要があります。どうもこの部分がうまく行ってなくて結局私も詳細仕様を見て相互の調整をしないといけないです。
 そんなこんなで落ち着かない日々が続いています。今週末は引越しの準備と少々仕事です。

 さて枕から何の脈絡もなく遊撃戦に話が移ります。
 前回砂漠で足を打たれた阿部参謀をみんなで担ぎながら遊撃隊の一行は春太太(浪速千栄子)が運営している私設の孤児院にたどり着く。阿部参謀だけ衰弱した様子で髭が伸びている。他の隊員は髭剃り後のさわやかな顔です???
 孤児院にある食料を目当てにいつも盗賊の襲撃を受けていたが春太太が昔馬賊だった杵柄で追い払っていた。遊撃隊の一行も最初は盗賊と疑われたが怪我をしている阿部参謀を見た春太太が中に招じ入れる。
 阿部参謀は自分が隊を率いることは無理と判断しヘイクイズに隊長を委任する。ヘイクイズはもともと責任を負うのがいやで海軍を脱走したが阿部参謀や遊撃隊のメンバーとの付き合いで徐々に意気に感じて結局引き受けることになる。
 阿部参謀は自分を置いて早く桂林に行けというが、隊長を引き継いだヘイクイズは隊長命令として孤児院を狙う盗賊撲滅を命令する。
 これから後、私設孤児院を襲う盗賊と遊撃隊が「七人の侍」的な戦いを繰り広げる。結局遊撃隊が盗賊を殲滅するが、阿部参謀は死んでしまう。また春太太は実は日本人であることもわかる。さらに阿部参謀と春太太のやりとりの中でひょっとしたら二人は実の親子では?とにおわせている。阿部参謀を孤児院の庭に葬り遊撃隊は盗賊の残した馬に乗って桂林に向かった。
・浪速千栄子の中国人的日本語がすごくそうれらしい
・浪速千栄子が遊撃隊に「桂林を爆破したって意味がない。中国はしぶといよ。」というくだり。中国の人間の特質をあらわしているような言葉だ。
・最後に馬に乗って去る時、一部の人間は乗馬できるが残りの人間は乗馬が下手であぶなっかしく去って行くのはインディージョーンズなどに引き継がれた?この手法はごく普通なのでしょうか?
・参謀(リーダー)たるもの後継者は常に考えないといけない。遊撃隊編成時から阿部参謀はヘイクイズを後継者と考えていた節がある。そういう意味では名参謀なのだろう。

 放送当時はなんだかよくわからないうちに最初の隊長が居なくなりヘイクイズが隊長となっていた。記憶ではへイクイズが隊長の時の印象が強く阿部参謀時代は記憶にありませんでした。どのように阿部参謀がフェードアウトしたのかを知り感慨ひとしおでした。
 また浪速千栄子に戦争のむなしさを語らせている。このドラマは反戦のドラマだったということが再確認できた。

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