明日から会社が始まります。
12月25日から休みに入ったので9連休でした。十分休ませていただきました。
休み中に、手持ち無沙汰であり 紀貫之ではないですが、”誰もすなるブログというものを私もしてみむとすなり”の心境で始めてみました。仕事が始まると頻度が落ちるかもしれませんがCharlieの渡航の本番の状況を記録に残そうと思います。
音楽の聴き方について
1980年以前は音楽のソースLPレコード中心でした。1面20-25分程度です。片面が終わると盤を裏返すか他のLPに乗せかえるか選択できました。20-25分くらいは音楽を聴くのにちょうどいい時間だったと思います。聴く音楽すべてが新しく集中してむさぼるように聴きました。
CDの登場以降LP両面分を一気に聴くことができるようになりました。便利な反面私が集中力を保つためには少々長すぎる時間になってしまったのです。
CD登場と相前後して就職しました。仕事は忙しくても担当者として実務を行っていたので体はきついけど心の余裕はありました。ソースはCD中心になって来ました。
CD全盛になってもLP再生装置は持ち続けグレードアップもし続けました。月に一度くらいはLPを集中して聞くこともありました。
会社の仕事が担当者レベルから管理者レベルになるとひとつの仕事を集中して行うことは無くなりました。30分単位で次から次へと作業を変えながらこなしていくことが当たり前になりました。常に仕事に追われているという気持ちと相まって集中力が低下したことを自覚しました。音楽についても集中して聞くことは稀になってしまいました。(これって職業病だと思う)
これがiPOD等のソースになると途絶えることなく音楽が流れてくるので集中して聞くことなどできないし音楽というよりは騒音のようになってしまいます。
こうして振り返ってみると私の場合は音楽ソースの変遷に合わせて自分を取り巻く環境がかわり音楽を心から楽しむことができない状況になっていました。
単位リスニング時間あたりの音楽に感動した時間の比率をRとすると以下の不等式が成り立ちます。
聞く人間の変化があるので公平な判断ではないと思いますがでも不等号が逆になることはないでしょう。
R(LP) > R(CD) > R(iPODなど)
スコットランドに赴任して、仕事は楽ではないですが幾分日本に居たときよりは心の余裕ができました。音楽を聴く本当の楽しみを取り戻したいと思います。
R(CD) = R(iPODなど)になるようにしたいと思います。
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