LINNに来るのは3年振りくらい。先ず受付をしてPCBのアッセンブリ工場を通り抜けてビジターセンターへ行く。ここでシャンパン、ワイン、ジュースそしてオードブルが提供される。
気持ち良く一杯やりながらセットされているシステムを見る。
しばらくして2階のホールでライブコンサート。ALYN COSKERというJazzドラマーのソロと MAEVE O'BOYLEというシンガーソングライターのギターの弾き語りだ。ドラムのソロだけというのはちょっと寂しいがドラムを叩きながらスキャットをするなど趣向を凝らしていた。Scottish National Jazz Orchestraのドラマーをしているようだ。
一方MAEVEは曲は今一だが声が良くて歌も凄くうまい!これでいい曲ができれば一気にブレークするだろう。
下がコンサート会場。ちなみにステージの後方の丸い物体の中はアイバー(LINN創業者)のOfficeだった(今はどうなっているか知らないが)。
コンサートが終了すると正式にビジターセンターのオープン。
これがピュアオーディオの試聴室。LINNの最高峰のシステムが聞ける。ここでスタジオ・マスター・クオリティとCDクオリティとMP3/320kbpsの比較などしていた。さすがスタジオ・マスター・クオリティは良い。でも意外にもMP3の音質が良かった。少々もたつく感じはあったがCDクオリティに迫る。聞いている人の中には音の違いがわからないという人も居た。
ただし、私達が座って位置が悪かったせいか1000万円超のシステムにしては音が今一という感じがした。奥行き感と上下感が感じられなかった。もう少しスピーカの間隔を広げて手前に出したほうがいいんじゃないか?
LP-12の音を聞かせてもらった。最新のRADIKALとURIKAを搭載したフルシステムだ。これは良い!周りは人が多くてうるさいがそれでも素晴らしい。静かなところでじっくりと聴いてみたい。
LINNのエンジニアとCARA2へのupdateについて話をした。CARA2へのupdateでディザをかけたことにより音質が改善した。私は音が良くなったと感じた。しかし人によっては音が悪くなったと言う。LINNのエンジニアとしては音は良くなっているとの見解。音が悪くなったと言っている人が居ることについてはコメントを避けていた。
その後アイバーそしてギラッド(アイバーの息子で現社長)と少し話しをした。ギラッドはもうすぐ来日し11月13日に日本のオーディオ評論家と意見交換するそうだ。日本でも最近はPCやストリーミングオーディオに対する理解や評価が高くなってきたがまだまだ偏見がある。ギラッドにはAVnuの情報を伝えた。変な規格が決まらないようにWatchしたほうがいいよとアドバイスした(僭越ながら)。
7時頃LINNを後にした。かみさんのおかげでLINNで楽しいひと時を過ごすことができた。
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