2009年2月7日土曜日

減反見直し

 最近減反見直しの話しが出ているようだ。これは大変喜ばしいことだ。
正直言ってどのような農業政策が良いかわからない。ただ目的は日本の農業および農地が維持できて食料自給率を50%以上にし、かつ農業に従事する人が報われることだ。
 その手段において権益、癒着とか不正が起きないような方法が必要だが、その方法は専門家にちゃんと考えて欲しい。

 減反見直しには今までの農業政策への反省とそれに基づく改革の気持ちがあるようだ。しかしこの背景には党利党略が見え隠れする。民主が掲げる農業政策によって自民から離れた農家の票を取り戻そうとする意図がある。

 これに対して自民党の農政族は選挙の前に突然従来の政策から転換されると困ると言って抵抗しているようだ。農政族は権益や自分の議席が大事なのか?それとも日本の農業が大事なのか?だいたい国家における最も重要な政策の一つである農政を「どうあるべきか?どうすべきか?」から考えずに自分の保身や利益で考えることは非常に情けない。

 それに政策は選挙の前に提示して国民に問うべきものではないのか?今までの自民党は選挙で勝った後に、国民に隠していた政策を法制化することがあたりまえっだったのでこのような発言が出るのだ。

 民主党のばらまき政策も農業の恒久的な継続に結びつくか頗る疑問だ。与野党の知恵を集めて本当に効果のある農業政策を行って欲しい。

 
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