このところの不景気で多くの人が職を失い、今後さらに厳しいことになるようだ。
もしUSAの大手自動車メーカーが経営破たんしたらそれこそ未曾有の事態になる。
英国でもBTやRBSなどの大手が人員削減を発表しているしこれから大変なことになりそうだ。
この間こちらの人に聞いた。
私「最近不景気と言われるけど乞食の数は増えていなから実体経済への影響はまだ出てないのかなあ?」
彼「こちらは失業保険がちゃんと貰えるから、失業しても金があるんだよ。乞食はアルバイト。失業者でも飛行機に乗って海外に遊びに行くんだよ。」
フーン、、失業率が上がっても国が貧乏になるだけで国民はそれなりので生活が送れるんだ。
これが高福祉社会ってやつだね。
これに対してUSAは医療費がすごく高いから医療費を払うためには、死んでも働かないとならないと聞く。日本はUSAと英国の中間くらいか。
少し前までは仕事の質や働き甲斐などという言葉が言われていた。
これから仕事があるだけでもありがたいという雰囲気になって来るのだろうか?
産業革命以降、職業の選択ができるようになってから仕事の待遇が改善され
次に仕事の質や仕事を通して成長ができるということが重要になって来た。
しかし、今は仕事のモチベーションどころか仕事自体が無くなってしまう状態だ。
以前の資本家階級と労働者階級というものが解消したが、20-30年を経てステークホルダ
という資本家と会社(およびその従業員)に姿を変えて同じ図式が蘇ったのだ。
私は就職して30年近く経つので世の中の転換期の中に丁度居たことになる。
だから自分の会社での経験を振り返ってみると何かわかるかもしれない。
時間が取れたら考えてみたい。
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