ご存知のようにLinn DSはDLNAサーバーからデータをストリーミングして再生する。
サーバーやLANのルーター、ケーブルなどにより音質が変わるという事実があるようだ。そのためにDS用に音の良い高価なSSDサーバーなどが売られている。
サーバーにより何故音が変わるのか?DLNAの規格の詳細は見ていないが紹介記事を見ると、機器の相互認証はUPnPを使い制御コマンドのやりとりにはXMLを使う。コンテツを流すのはHTTPを使う。HTTPというのはインターネット・イクスプローラーなどで画面に表示するデータを読み込むときに使うプロトコルだ。HTTPはTCP/IPを使ってデータのやり取りをする。TCP/IPはインターネットで一般的に使われているプロトコルでありデータの正確性が保障されている。(TCP/IPという名前のうちTCPの部分がデータの正確性を保障している。IPの部分はデータの届け先に配達するための機能だ。)ということはサーバーやルーターやケーブルが変わってもDSに入って来るデータは正しいはず。
ただしTCP/IPはデータがエラーした場合に正しいデータが受信できるまで再送を繰り返すことにより正確性を保障する。だからエラーの多いネットワークでは再送のためにデータが間に合わなくなるかもしれない。
仮に96kHz 24bitのwavデータとすると 96k x 24 x 2 = 4.608Mbps 再送のために2倍のデータを転送したとしてもTCP/IPのオーバーヘッドを含めて20Mbpsあれば足りる。有線LANのラインでエラーが頻発することは無い。実際のエラーは遥かに少ない。
今は100BASETが一般的なので他のトラフィックが多くなければデータの欠損は無いだろう。
とするとEMIや伝導性のノイズが原因と考えられる。これを対策するには色々な方法が考えられるがどう考えてもサーバーを高音質対策品にすることが得策だとは考えられない。サーバーはルーター経由で接続されているのでルーターが悪ければサーバーだけ変更しても意味が無い。あえて言えばサーバーとルーターまたはDSが近くに置いてあり空間を経由して放射されるノイズによる影響が考えられる。それなら何十万円もするサーバーを買わずに安いサーバーをDSからできるだけ遠くに設置するかシールドケースに入れるほうが良い。
あと効果がありそうなのがケーブルをCAT7のようなシールドつきケーブルにすることだ。これにより外部から入ってくる放送電波やデジタル機器が発生するノイズを除去できる。またケーブルをフェライトコアに通してコモンモードノイズを除去するのも良い。ノーマルモードノイズを取るにはどうしたら良いか?一度光に変換してもう一度RJ45に戻すことができれば大丈夫だ。このブリッジがノイズを出すと元も子もないのでこれはAudio用に配慮されたものが必要だ。このいずれも高価なサーバーよりはROIは高い。
今日所要でPC用品を売っている店に行ったのでCAT7のLANケーブルを買おうと思い探したが置いてなかった。そのうちに購入して音の違いがあるか確認してみたい。
とにかくこの手の商品でわけがわからず高額なものには手を出さないことだ。(出したくてもお金が無いが)
今日のCharlie あいかわらず元気。いたずらしたり遊ぶ余裕が出てきた。
Charlieのごはんのトッピング。野菜と鶏肉だ。これを冷凍しておいてドライフードと一緒にやる。我々の食事はこの茹で汁を使ったスープだ。 Charlieの残りもの? いいじゃないか。
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