2010年2月11日木曜日

スピーカー切替器 到着

スピーカー切替器が到着した。ラックスのAS-5Ⅲだ。これはかなり昔からあったように思う。Ⅲとなっているので三代目なのだろう。部品がディスコンになりモデルチェンジしてきたものと思う。
スピーカー端子は今は珍しいバネ式だ。音の面では少々心配だが、スピーカー切替をするのはそもそも音の純度がどうのこうのは諦めた世界なのであまり気にしない。だいたい音にうるさい人は同じ部屋の中に使用しないスピーカーが入っているだけでも(携帯電話でさえ!)音が悪くなると言う。私はそれほど耳が良くないのでわからないが、、
今のところLE-8T、P-610そしてProACの三台を接続してある。もう1系統あまっているので、モノラル用のフィールドタイプとALTECの604-8Gを繋いごうかと思っている。
スイッチを切替えて音を聴くとそれはそれは見事に音が違う。こんなに音が違うものかとびっくりする。置き方による影響もあるがこれほど違うとは!
かつて若かったころオーディオショップに行き沢山並んだスピーカーの音を切替て聴いた時のことを懐かしく思い出す。
上記写真の配置での簡単に感想を書くと
LE-8T:
非常にバランスがいい。中域の密度が高い。ただし高域は少し弱い。もうすこしハイハットが鋭く鳴って欲しい。写真では075が乗っているが接続はしていない。
P-610:   
中域~低域にかけてふくよかな感じがする。旧指定箱の威力だろう。それでいて中域~高域の張りはすごい。もちろん超高域は出ていないが。パワーを突っ込むと歪が感じられるのは仕方ないが、音のバランスは日本の誇る銘スピーカーだと納得。
ProAc St-100:
この中では最も現代的なスピーカー。切替えた瞬間は腰高な音に聞こえる。しかし聴いていると良いバランス。当然ながらこの3種の中では最も高域が綺麗に出る。
Linn Tukan:
番外だがTukanも聴いてみた。このスピーカーは音が痩せていて寂しい。
今回あらためて確認した。
スピーカーを切替える最低限の機能は実現できた。次はそれぞれのスピーカーの持ち味を活かせる配置を考えて、それぞれのスピーカーを音楽や気分に応じて楽しめるようにしたい。

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