2010年2月12日金曜日

ダビンチ・コード

親鸞を読んだ時に宗教について考えた。そして思い出したのがダビンチ・コードだ。

仏教とキリスト教で宗教は違うが、ダビンチ・コードも宗教をベースにした小説だ。
私は2004年に日本で出版された時に読んだが、内容はすぐ忘れてしまった。

スコットランドに行ってからダビンチ・コードの最後にロスリン・チャペルが出て来たと聞いた。ロスリン・チャペルは何回か行ったが、その時にはダビンチ・コードの中でどのようにロスリン・チャペルは描かれていたか忘れていた。

読みたくても本は日本に置いて行ったので読み返すこともできない。日本に帰ったら読もうと思っていたが忙しくて読む機会がなかった。そしてやっと今回読み返してみた。さらに映画も同時に見た。

ダビンチ・コードは映画より小説のほうが面白いという話を聞いた。たしかに映画版だけ見ても話が理解できずについていけない。小説を読んでいれば理解できるだろうが、そうで無いと難しい。特に日本人には無理だ。そういう意味で映画は面白くない。また少々話しをはしょっているのが不満。反面小説では「モナリザ」や「最後の晩餐」などの絵に関する記述があっても絵を直接見ることができないが、映画ならその場で見ることができて良い。

小説の中ではRosslyn Chapelに聖杯があるので無くソフィーの祖母が住んでいた。聖杯はRosslynならぬRose line(以前グリニッジと経度0を争ったパリを通る子午線)にありRosslynはひっかけであった。

映画を見てロスリン・チャペルを懐かしく思い出した。私が行った時にはチャペルにはキャノピーがかかり修復中であった。映画の撮影時にキャノピーがあったか判らないが映画の中のロスリン・チャペルはなんかCGのような感じでもあった。

ロスリン・チャペルは内部の装飾がフリーメイソン風と言われなにか独特の雰囲気をもっていて聖杯伝説があってもいいかと感じさせる雰囲気であった。ここに行くたびにCharlieのことや母のこと祈ってもらった。

またチャペルを建立したのはシン・クレア家である。小説の中ではイエスの末裔はフランスのサン・クレール家ということになっていてロスリン・チャペルを意識して書いたのだろう。

かみさんの英語の先生がロスリンの近くにホテルをやっていて次にスコットランドに行ったら泊めてくれるそうだし、また行きたいよ!
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