2008年2月2日土曜日

犬の海外渡航について(19)

動物検疫~N通運
動物検疫所には8時10分頃到着。まだ検疫所の受付は施錠されているので外で待機。掃除をしているおじさんがCharlieがかわいいと言ってくれて「(ここで会っただけの)短い縁だったが気をつけて海外に行くんだよ」と言ってくれました。犬を軸にいろんな人と話ができます。

8時半少し前に検疫所に行くとドアが開いていました。私より先に申請をしている人がいました。「しまった先を越された!」 話を聞いてみるとこの人は動物運送の業者の人でドバイへ渡航する黒ラブを連れて来ていました。検疫終了後私と同じくN通運さんへ行くそうです。

動物検疫は、以下の手順です。
・持参した書類一式を提示 
・検査の実施   → マイクロチップの読取りのみ
・動物検疫の書類の作成

8時25分頃受付して8時50分頃動物検疫完了。事前に書類をチェックしてもらっていたのでスムーズに行うことができました。手続きをしてくれた検疫官の方に「xxさんにメールで親切に対応していただきました。」というと「それは私です。」とのこと。重ねて御礼を言って動物検疫所を後にしました。検問所で記入した用紙に検疫所で確認印をもらって返却します。

N通運さんはすぐ近くです。通常の社員や職員の人たちと一緒にエレベータに乗ってオフィスまで行きます。オフィスの会議スペースに私とかみさんとCharlieが通されそこでさきほどの検疫の書類を含めて必要書類の一式を渡し、同意書受付完了です。犬が通常の人間と同じように扱われるのはなんか変な感じですが、飼主としては嬉しい限りです。ここでCharlieを預けるとロンドンで飛行機を降りるまでトイレに行けないので最後にビルの周りを歩いておしっこをさせました。その後再度エレベータでオフィスへ戻りました。エレベータでは、同乗した人が「麻薬探知犬ですか?業務ご苦労さまです。」と言っています。否定するのもなんなので「はあ、、」とあいまいな返事をしておきました。 Charlieとここで一旦さよならです。僕らが立ち去る時、背中に向かって「わん! わん!」とCharlieが吠えました。後ろ髪を引かれるというのは正にこのことです。頑張れよ!と心の中でつぶやきながらN通運さんを後にしました。

0 件のコメント: