あー怖いものだ。
私の仕事は一応技術系で理系の仕事だ。でも私の仕事はだいたい加減乗除で済んでしまう。掛け算や割り算を対数を取ることで足し算や引き算にする。微分や積分をラプラス変換やz変換で四則演算にする。そうやって計算を楽にしている。 デジタル時代は仮に計算要素があってもライブラリとして扱い自分のその中身を計算することは少ない。
Scotlandに来て以前よりは数学に近い仕事をして居るが私が開発しているわけではない。過去の経験によりなんとなく理解して「うーん、行列計算ね!」「これはFFTして対数してDCTね!」とイメージで捕らえているだけである。自分で計算したことは無い。それに今のエンジニアは自分で計算しない。Matlabという計算するソフトにやらせるのだ。ひょっとして今のエンジニアもあまり私と変わらないかもしれん。
そんなわけでこちらのエンジニアとはまあそれなりに話しが通じている。
今日、仕事の都合で電気回路の基本的な動作を計算しようと思いエクスポーネンシャル(exp)の積分をしようと思ったら全く頭も手も動かないことに気づいた。なんなんだこれはー!という感じ。ぼけて来たのか? でもいままで何十年も使っていなければ忘れるのは当然だよね。
Webを見ていたら下記サイトがあったので今日はここで高校1年の数学をやってみた。
http://www.kwansei.ac.jp/hs/z90010/hyousi/2106.htm
2時間ほどで高校1年の数学は終わったがまたまたショック!高校1年の数学でも忘れていたことがある。というか、数学の思考過程が頭の中から消えている。証明問題を解くのにすごく時間がかかり迷ってしまうのだ。
30年くらい四則演算以外の数学を使わない生活を続けてきた。こうなってしまうのも無理はない。数学的な思考をを取り戻さないと、 まずは高校の数学を復習し頭を鍛えなおそうと思う。
で仕事の計算は?それはエンジニアが得意ないいかげんな近似計算でごまかしました。。。
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