2009年1月26日月曜日

リスニング検定(2)

 先日リスニング検定のことを書いた。
http://tkmtet.blogspot.com/2009/01/blog-post_23.html
 リスニング検定の回答が書いてあるステレオサウンドの最新号がそろそろ届く予定だったので駆け込みで行ったのだ。
 今日ステレオサウンドが届いたので答えあわせをしてみた。全問正解だった。スペアナを使いカンニングをしたのでフェアーでは無いが、結果的にはスペアナを使わずとも合っていた。またスペアナの解析結果では違いが分からないものが耳で聞いたら瞬時にわかったものもある。一つだけどうしてもわからないものがあったがこれは消去法で結果的に正解であった。

 人間の五感はまだまだ機械よりは優れている。例えば周波数特性を機械が調べるためにはFFT分析をするが、どの期間をFFTするかで結果が変わってしまう。人間はどの部分を聞いてもある程度正確に判断できる。この違いはなんなのだろう。人間の耳、神経そして脳の機能によるものだが良くわからない。

 人間の感覚をコンピュータで肩代わりする技術は実は私の仕事に関係している。確立された理論や技術を元に商品を作るだけでなく、もうちょっと人間の感覚に近い部分の勉強もしてみたい。

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