2009年5月2日土曜日

はなちゃん

近所に住んでいるご夫婦に招待されてお邪魔してきた。

このご夫婦にはCharlieが具合が悪くなってから亡くなるまで大変お世話になった。さらにお葬式の手配までしていただきなんとお礼を言って良いかわからない。


今年の2月に招待されていたのだがCharlieの手術の直後だったのでその時はお断りした。本来ならばCharlieやかみさんが大変お世話になったお礼を兼ねて私達の家に来ていただかないとならないが、前回ご招待をお断りしたので是非来て欲しいと言われて招待を受けることにした。


このご夫妻ははなちゃんと言う犬と一緒に住んでいる。はなちゃんとは散歩の時に良く出あった。http://tkmtet.blogspot.com/2008/04/charlie.html

はなちゃんは私達のところに寄って来て顔をペロペロ舐めてくれる。きっと歓迎の意を表してくれたのだろう。こうやってみると本当にかわいい。しぐさもCharlieと似ていて、Charlieのことを思い出した。

このご夫婦は3匹の犬と1匹の猫を看取ったそうだ。Charlieを入れると4匹だそうだ。だから私達がどんなに悲しいか本当に良くわかっている。ご夫妻は犬とお別れをした後は3年ほど飼う気持ちになれずにいるがそのうち犬を飼いたくなるそうだ。

そして10年程前にScotlandに来て4回目の犬を飼いたいと思いDog trustに行きはなちゃんをもらって来たのだ。

Dog trustはDonationで運営されていて、働いている人もボランティアだそうだ。犬を飼主に託す時には責任を持って飼うことができる審査するそうだ。また契約書には犬を大事にしない場合には犬を連れもどすと書いてあるそうだ。

会社のMさんに聞くと最近は不景気のために犬を手放すケースが増えていて、かつてないほど犬を引き取らなければならないそうだ。そのために運営が大変なようだ。

ご主人が言うには「人間として生きていくには先ず、回りに居る人を大事にしなかればならない。それは家族、近所の人、会社の人。Charlieのことが犬が好きだけではなくご近所の人を大事にしたいからお手伝いしただけです。」とのこと。

本当に私達と違って凄い人だ。私も少しでも見習わないといけない。

おいしいお料理・お酒、楽しい会話そしてはなちゃんというおもてなしであっという間に時間が過ぎてしまいおいとました。

このご夫婦の暖かい気持ち、絶対忘れません。

0 件のコメント: