John McLaughlin, Jaco PAstorius そしてTony WilliamsによるTrio演奏。
1979年にキューバのハバナで行われた米-キューバ交流コンサートの模様を収めた作品。
私は不勉強なのでこのような演奏があることを知らなかった。

それが2007年にオリジナルのLiveとスタジオの別テイクも含めて再発されたのがこのCDだ。
1979年といえばこのTrioのメンバの油が乗り切っている時だ。みんな本当に凄いメンバだが、そのメンバが本当に一つの方向に向いて素晴らしいコラボレーションをしているか?と考えると少し違うように思う。それぞれが一国一城の主なので、バラバラとは言わないが自分が目立とうとして少し別の方向を向いて演奏をしているように思えてしまう。でもそのスリリングさが良いのだが聞いていてドキドキするような感じだ。
3曲の中ではTonyの作ったPara Orienteという曲が最も好きだ。三者のからみが最も濃密だ。
この演奏を聴いてTonyはやはり只者ではないと改めて感じた。
このTrioのうち既に2人は鬼籍に入っている。もっと長生きしてもらいたかった。
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