2009年5月23日土曜日

超音速旅客機コンコルドを見てきました

今日航空博物館に行ってきた。
http://www.nms.ac.uk/our_museums/museum_of_flight.aspx

エジンバラから東に30分ほどドライブするとNational Museum of Flightがある。
ここの目玉は超音速旅客機コンコルドだ。

入場料を払うと搭乗券を渡してくれる。

展示館の入り口

鋭くとがったコンコルドの前部。

いよいよコンコルドに搭乗!

タラップから見た後部。 高度2万mを飛ぶ。(通常の旅客機の飛行高度の2倍)それでも機体表面は空気抵抗で温度があがり飛行機は約15cm膨張する。そのため床のカーペットも伸縮性のものをつかっている。
同じく前部。まどが小さい。ストレスが強いので割れないように小さく設計されている。万が一割れても安全な高度に降下するまでの空気の流出を防ぐ目的もある。
座席は通路をはさんで左右2席づつ 列車と同じ。 コンコルドでの飛行は高度が高いので宇宙旅行に近いものであったという。まさに銀河鉄道だ。

コクピット。最新ではないのでCRTやLCD画面がないが使い易いとのこと。視界も良いそうだ。
同じくコクピット内の操作盤
後部の小さな車輪。離陸の際に角度がつくので後部が地面と接触しないためについている。
かなり格好いい!
ここに展示されている機体は最初の機体。8000回を超えるフライトをしている。2000年にフランスでコンコルドの事故があった後一度も飛んでいない。そしてここScotlandにやって来た。
経済性を無視し英仏の威信をかけて開発した。当時冷戦であったため欧州各国が協調していることを示す意味もあった。しかし時が流れ、整備にかかるコストや運行経費がかさみ苦しくなってきた。そこへ事故が追い討ちをかけたのだ。今の旅客機はコスト、経済性優先だ。コンコルドのような夢のある飛行機はもう開発されないのだろうか?
これはコメット。世界初のジェット旅客機。英国の技術は凄いのだ!
コメットのコクピット
シュワちゃんで有名になったハリアー やはり昔の英国は凄かった。

これはドイツのコメット。小太りしている。

イギリスのスピットファイアー。米国のムスタング、日本のゼロ戦と並ぶ名戦闘機だ。

このような展示物に通常はあまり興味の無いかみさんであるが、コンコルドには感激したようだ。良かった、、、
この後エジンバラで食事をしようとしたがラグビーのクラブチーム決勝戦があり街が大渋滞!結局食事できずに帰ってきた。

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