2009年5月21日木曜日

Linn DS Cara1 βリリース

Linnフォーラムを見ているとCara1というDSの新しいFirmwareのβ版がリリースされたのに気づいた。現在のFirmwareのコード名はButeという。ButeはGlasgowの西にある島の名前である。会社の同僚のPaulの出身地だ。Caraも島の名前だと推測して捜してみた。これは凄くマニアックな島だ。Buteの西のGigha島の南にある米粒のような島だ。Googleマップにも乗っていない。マップの衛星写真で見ると島が見える。でも地図には名前どころか島の絵も乗っていないのだ。 さてCaraではどのような機能が追加されたかというと以下のようなものだ。

http://docs.linn.co.uk/wiki/index.php/Beta:DsCara1

AAC support
Shuffle and Repeat
Bonjour support for discovery of a product's home page
New web based configuration allowing configuration from any broswer.
Revamped LinnConfig with extensive diagnostics
Jukebox allowing one to allocate numbers to your favourite albums and select them directly from a standard IR handset
Improved network reliability and discovery allowing faster and more robust control of the DS
New internal source structure


Bonjourというのは初めて知ったがAppleが開発したUPnPと同じような機能のネットワーク技術だそうだ。つまりネットワークに繋げると自動的にIPアドレスを取得したりホスト名が取得できるのだ。DLNAにBonjourは不要なのでこれをサポートした理由はiTunesサーバーとの連携ということなのか?

AACサポートとあわせてiTunesとの親和性を高めている。Linnは特定のメーカに依存せずあくまでもOpenな環境を使うと繰り返し表明しているが、やはりユーザ多いiTunesをサポートして利便性を高めることにより市場を広げたいのだろう。

もしかしたら、近い将来Apple iTunes StoreでStudio Master QualityALAC(さすがにFLACはないだろうが)のデータが買えるようになるかもしれない。

その他色々と改善がされているようなので正式版がリリースされるのが楽しみだ。これらの機能をサポートするためにLinn GUIもUpdateされる筈だが今の質実剛健で最低限の機能からもっと使い易くなることを期待している。

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