2010年4月10日土曜日

スコットランドの週末

4月7日、Charlieの命日にスコットランドに着いた。午後10時半に黙祷する。
4月8日、9日は仕事。 そして9日の夜かみさんが到着。かみさんは私が出張でスコットランドに行く時には必ず着いてくと言っていたのだ。

かみさんは無事着いたが荷物が着かない。私は過去2回BAでロストバゲッジになっている。同僚もBAでロストバゲッジ。そして今回かみさんが、、
係員に「私はこれで三回目だ!どうしてくれるんだ!」と言うと彼は「そんなの気にするな。7-8回なくしている人も一杯いるぞ」という。そう来たか。私は返す言葉もなく笑うしかなかった。さすがBAだ。

今日(10日)はCharlieのお墓参り(?)にいつも散歩した丘に行く予定だが、ウォーキングシューズがバゲッジの中にありまだ届いていない。そこで靴を買いに行く。
昨年はプリンシズ通りはトラムの工事で通行止めだったが、既に線路ができて車が通っている。しかしトラムの工事は予算不足のため遅れに遅れて2014年の予定だそうだ。予算不足で工期がのびてその結果費用がかさむ。そのためさらに予算が不足してさらに工期が延びる。まったく皮肉な負のスパイラルになっている。

かみさんの靴を買い(ランニング用のナイキ+)いよいよ電車で30分ほどの場所にあるいつもの丘に向かう。木の芽がはちきれんばかりにふくらみもうすぐ花が咲き葉が繁る季節だ。今日はすごく天気が良くて暑いくらい。真夏より暑い。どうやら今年の中では今のところ最高の天気だそうだ。きっとスコットランドが我々を歓迎してくれたのだと勝手に思う。

丘のてっぺんのCharlieの灰を撒いた道標の前に花を供えて一緒にお祈りする。我々はこの道標をCharlieの墓石に見立てて居るのだ。Charlie帰ってきたよ!とかみさんはCharlieに語りかけている。


丘を下りて、かみさんが軽井沢通りと呼ぶ道を歩く。たった6ヶ月しか経っていないのに本当になつかしい。

その後、Charlieと仲良くしてくれたカーラ(ゴールデン)の家に行って挨拶しお茶をご馳走になる。スコットランドを去る時にカーラは病気があり体が弱っていると聞いた。元気にしているか心配していたが、がんばっているそうだ。しかし歩くのが大変で散歩を近くを歩くだけだそうだ。カーラは今日娘さんの家に行っていて不在だった。
その後いつもお世話になったMさんの家に行く。いすの上に居るのがMittzi、下に居るのがMaddi。二人は13歳。Mittziは心臓が悪く大変なようだが今日は元気だった。

そしてこれが新しく加わったMagen。今6ヶ月だ。名前はカリブ海にあるMagen Bayという綺麗な浜辺の名前から取ったそうだ。とにかく活発でよく動き回るので写真を撮るのが難しい。Mさんは100枚も200枚も写真を撮ったがそのほとんどはカーペットしか写っていないとうれしそうに話していた。



Mさんに駅まで送ってもらう。以前は単線で電化されていなかったが今は複線で電化されている。まだ電車は運行していなが、、


エジンバラに戻り夕飯を食べに行く。ふと振り返ると教会が見える。この教会の横をよく通っていたがこの方向から見るのは初めて。実に堂々としている。

海外に来たという感じはまったくせず、田舎に里帰りした気持ち。本当に心が落ち着く。

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