会社で会議をするとこちらの人たちが話し好きなのが良くわかる。
話の主題から外れて関係無いことに話題にそれてしまうことが多々ある。
私が思うにこちらの人は、あることに対して様々な観点から語れることや、多様な比喩で表現できることでその人の教養を示すことができると考えている。だから必要最低限の会話で済ますことが許容できないのだと思う。
今日も午前11時から昼休みを除いて5時半頃まで会議をしていた。
今日は比較的主題に沿った話をしていたがそれでも時々わき道にそれる。
私も現地のスタッフ同志が興奮して話をしていると100%聞き取れないので時々「今の議論を要約してくれ」と言う。それで議論が本筋に戻る。
私が質問するとそれがわき道にそれる原因になってしまうこともある。本来は「今問題になっているこれこれに対してはこれこれの解決法があると思うのだが、そのためにはこういうことは可能か?」と聞くのがいいのだが質問だけするので質問の意図と違う答えが返ってきてそれが原因で脱線する。
彼らは全体の時間配分が頭に無いので話をし過ぎて肝心な核心の議論が時間切れで終わることが多い。
この間も開発中の製品が動作中にその動作を中断させるSTOPコマンドの話をしていた。すると例によって「うちの子供はgameを始めるとなかなか止めない。gameをSTOPするコマンドがあればいい。そのコマンドを発行するタイミングは、、、」などと言い出すので私が「Stop!Stop!」。これは受けた。
それでも会話することはいいことだ。日本のように隣の席に座っている同僚とメールでやり取りするよりずっといいと思う。また会話はこの国の文化なので尊重したい。しかし良好なコミュニケーションと効率のバランスを取り仕事がスムーズに進むようにしたいものだが、どこで突っ込みを入れるか難しい。もう少しするとこの呼吸がお互いにわかってくるのだろう。
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