宇宙のゴミのことをデブリと言うらしい。ジブリじゃなくてデブリか・・
デブリの密度が一定以上になるとデブリ同士が衝突し、その結果さらにデブリが増えて急速にデブリの数が増えてしまうそうだ。既に今回の衝突が起きた高度800kmではその臨界点を超えてしまったのではないかと言われている。
私は学生の時に、静止軌道上に打ち上げた静止衛星が過密になり衝突することにより地球に土星のような輪が出来るというショートショートの真似事を書いたことがある。静止衛星軌道は赤道上高度3万6000kmという限られた軌道なので多くの静止衛星が打ち上げられると過密状態となってしまうことから発想した。
今回の事故を聞いてそれを思い出した。以前SFのネタとして考えていたことが今は現実の問題となって来たのだ。高度800kmくらいの空では赤道上だけでなくあらゆる緯度、軽度を衛星が飛んでいるのでデブリがどんどん増加すると高度800kmにデブリの膜ができて地球を覆ってしまう。すると人間は地球から外に飛び出すことができなくなるのだ。人間は自らを閉じ込める檻を作っている。
多くのことが国境を越えて世界中に影響する。公害にしてもある国の工場から排出する有毒物質が風に乗り世界中に影響をおよぼす。二酸化炭素排出による温暖化も世界に影響する。今問題になっている経済問題もあっと言う間に世界中に伝播する。
グローバル化というのはアメリカのように自国の方法を世界に押し付けることではない。それぞれがやっていることが世界に影響することを自覚し世界に害のあることをせず、世界のためになることをするのがグローバル化だと思うのだが。
将来は国際連合が、デブリ膜を除去する”地雷除去部隊”を宇宙に派遣する日が来るかもしれない。その時日本の政府はこの国連軍に参加すると言うのだろうか・・・ 国会で揉めるだろうなあ。
今日も気温は10℃くらい。家では骨のおもちゃを咥えてリラックスしているCharlie
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