http://tkj.jp/book/book_01672001.html
私も先日減反などの農政が農民・国民のためでなく政治や政党の利益や保身のために行われていると書いた。
http://tkmtet.blogspot.com/2009/02/blog-post_07.html
この著者へのインタビューを読むとそのあたりの構造が良くわかり農協、農政族の議員、自民党がうまい汁を吸うために日本の農業を食い物にして破壊してきたことが良くわかる。
減反の目的は、生産調整により米価を維持することであった。これは農家の利益を守るという大義名分のもとに、本当は農協の米の取引手数料を吊り上げるためのものであった。自民党は農家の票が欲しいので農協の言うなりになりの農業政策を行ってきたのだ。
減反の結果農地は荒れ、専業農家も利益があがらず良いことは一つもなかった。その上国民は減反補助金を税金で負担し、わざわざ米の値段を上げて高い米を買っている。なんというお人よしの国民!なんというばかげた政治!
これからの農政についてはどんどん米を作り米価を下げ、その代わり農家には所得補償をするのが良いと言っている。また専業農家にだけ所得補償をすることで兼業農家が専業農家に農地を貸して自然と大規模農業が行える環境を作ると書いてある。これにより食料生産を増やし海外にも輸出できる可能性が出てくる。
殆ど賛成。でもちょっと疑問を感じるところもある。例えば兼業農家の農地が本当に専業農家に流れるのか?住宅や商業地に転用されない保障があるのか?
この本をまだ読んでいないので詳細はわからない。早速注文して読むつもりだ。
今日のCharlie。概ね良好。足の腫れは少しずつ良くなっている。
顔つきも昨日よりは良いでしょ?

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