2009年2月27日金曜日

USB搭載Audio機器の逆襲

 昨日書いたRBSの続き。
 RBSの前CEOのFredは英国政府が高額年金を許可したことを盾にとり年金を返すつもりは無いと拒んでいる。Brown首相は返済させる手段があると言っているようだ。その一方で野党は、政府がFredへの年金支払に合意したことを非難している。大赤字の原因を作った経営者に税金で年金を払うのは嫌だというのはきわめて自然な感覚だ。USでも同じ現象が起こっている。Fred君は英国では最近めずらしい悪役になっている。悪役として徹底的に頑張れば面白いのだが、、

 さて話題は変わるがUSB搭載のAudio機器は珍しくない。でも私はあまり興味がなくしっかりウォッチしていなかった。一般的なUSB搭載Audio機器は下のリンクにあるようなものだ。
http://www.yamaha.co.jp/product/av/prd/dsp-z7/index.html
Audio機器がマスタデバイスで、Audio機器に接続したストレージデバイス(USBメモリ)に入っているMP3やAACなどの音楽データを再生するものだ。だからUSBコネクタはPCについているのと同じ平べったいコネクタである。

最近USBのスレーブ機能を搭載したAudio機器が出ていることにふと気づいた。
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/sa50/index.html

PCの周辺機器としてのUSBオーディオは以前からあったが高級AudioがPCの周辺機器として使えるようになっただ。この場合のAuido機器側のUSBのコネクタは正方形に近い形状だ。

 これは何を意味するか?新型に買い換えて使わなくなったPCをAudio装置の横に置いてUSBでCDプレイヤーやDACと接続し、PCにはiTUNEをインストールしてAIFFやLosslessでCDをリッピングしておけばかなりいい音で音楽が聞けるということだ。

 PCのブートには1-2分必要だがオーディオは電源投入後音が安定するまでに1時間以上はかかるからそれに比べたら誤差範囲だ。PCからのノイズがAudioに入るという危惧もあるが今は世の中デジタル機器であふれている。音楽を聴く部屋をシールドルームにしない限りノイズの影響はある。仮にシールドルームが作れる人でもAudio機器にデジタルデバイスが搭載されているのである程度のノイズは避けられない。

 だからPCとAudio機器をUSBでつなぐのは結構良い構成かもしれない。するとLinnのDSの存在意義は何?となってくる。Linn DSのメリットはPC(あるいはサーバ)とDSの距離がUSBより長くても良いことだけである。

 DSが良いか、USBオーディオが良いかはDAC以降の品質に全てがゆだねられる。これってDSに対してのUSBの逆襲かあ?

Charlieは今日も快調! 



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