2009年6月24日水曜日

空の下は晴れ、木の下は大雨なーんだ?

朝起きると深い霧が出ているがいつも通りに走りに出掛ける。
住宅街の歩道を走っていると急に雨が降って来る。あれ~おかしいなあと思っているとすぐに止む。木が無いところでは全然雨は降っていない。どうやら木の下だけ雨が降っているみたい。それもかなり強い雨だ。しばらく走って林の中に入るとそこも雨。 やっぱりそうだ。

湿度が高くて木の葉っぱに水滴がついてそれが風で揺れて落ちて来るのだ。水滴の量が半端でないし、木の下に入ると必ず水滴が落ち続けている。こんな体験は私は初めてだ。普通は雨が降っていても木の下では雨が遮られるし、時折風が吹いた瞬間だけ木の葉からパラパラっと水が落ちてくる。正直かなり驚いたが、走りながら次の木の下はどうだろう?と楽しみでもあった。

私が走っていたのは30分程度だがその間ずっとこの現象が起きていた。これが何時間も続いていたわけでは無いと思うがそれにしても木の葉の保水力はすごいものだ。木の葉から落ちた水滴は地面に沁みこむ。木の葉が太陽の光をさえぎり水分が蒸発することを防ぐ。木はこのように多段階に渡って水を蓄積するのだ。木の力は凄い。

地球の各地で砂漠化が進んでいる。日本もScotlandも今のところは豊かな緑があり水でそれほど苦労はして居ない。この状態は守って行きたいし、緑を失われた地域で緑を取り戻す活動も必要だ。取りとめもない内容で申し訳ないがあまりにも印象的な体験をして一日頭から離れなかった。
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