2009年6月27日土曜日

これがSHM-CDだ!の聴き比べ

昨年「これがSHM-CDだ」というタイトルのサンプラーを購入した。その時に丁度LinnのDSを購入したのでCDプレイヤーは引退していた。だからSHM-CDと通常のCDをそれぞれRippingして音が全く違わないことを確認したが、CDプレイヤーで両者の違いをしっかりと比較したことが無かった。理論的にDSを使う場合にはSHM-CDなどの高品質CDは無意味なのであまりCDプレイヤーでの比較は興味がなかったからだ。

その後、仕事場にAutograph-miniをセットしてからCDプレイヤーで音楽を聴いている。スピーカーを至近距離で聴くとaac128KbpsのiPODの音は悪くて聴けない。うーん。WadiaのDocが欲しいなあ~。そんなわけで仕事場では主にCDを聴いている。当初仕事部屋に装置をセットした時には装置を重ねると良くないのでCDプレイヤーとアンプだけ使っていた。でもDACを使ったほうが音が良いのはわかっていたのでその後接続してみた。やはり音が全然違う。すごく音の肌理が細かくなり奥行きが出てくる。DACを使うとこんなに違うということが改めてわかった。通常の設置だと部屋の残響などの影響があるのでここまではわからない。ニアフィールド設置はまるで虫眼鏡で音を見るような感じで凄いものだと実感した。

最初に設置した時にはスピーカーのサランネットをはずしていたがその後サランネットをつけた。ニアフィールドで聴く場合にはホーンの高音が耳を直撃するのでサランネットで少々音を柔らかくするのが良いようだ。見た感じも柔らかくなる。

こんな感じでCDを主に聴いているとSHM-CDと通常CDの音を聴き比べてみたくなる。で、比べてみるとこんなに違うんだ!とびっくりした。SHM-CDは音が滑らかで綺麗。シンバルの勢いもあるしベースの立ち上がりも良い。これに対して通常のCDは音がざらついて寝ぼけたようだ。周波数特性がカマボコ型のような感じがする。

これは喜んでいよいのか、悲しんで良いのか?

SHM-CDと通常CDの音の違いが聴き取れるということはAudio装置が一応のレベルになっているというなので良かった。

でもLinnのKARIKでは読み取りエラーが起こっていたりヘッドのサーボの影響が大きいことが確認できた。これは残念。でもますますDSの存在価値が確認できたので良かった。

でもSHM-CDのサンプラーはDISCの材質が違うだけなのだろうか?それだけでこんなに音が違うというのはちょっと信じられない。CDプレイヤーの読み取りに問題があるとしても音がここまで違うとは、、 何か細工していないかと疑ってしまう。もう一度双方をRipping聞き比べてみよう、 それで同じだとしたらやはり恐ろしいことだ。
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