2009年6月21日日曜日

Loch Lomondへドライブ

中学の英語の教科書にLoch Lomondについて載っていたように思う。しかしどんな内容かも覚えていない。もしかしたらLoch Nessが載っていたのかもしれない。それほど当時全く興味も湧かなかった。Loch Lomodという歌もあったがそれも全く覚えていない。 子供のころは全く興味も湧かず、ネス湖や蛍の光しかイメージが湧かなかったスコットランドに今住んで第二の故郷のようになっているのは本当に不思議な気持ちがする。

スコットランドに来て2年近く経つのにLoch Lomodに行ったことがなかった。6/21(日) 朝、例のごとくかみさんと一緒にランニングしてからショッピングセンターに行って用事を済ませてLoch Lomodに向かった。Glasgowの街中を通る道で渋滞があり到着は1時近くになった。

湖の西岸にあるHill Houseというところに行く。これはマッキントッシュがグラスゴーの印刷業者のブレイキーという人のために設計した家だそうだ。外から見るとなんということはないが中に入るとまさにマッキントッシュの設計という感じで素晴らしい。入館料8.5ポンド。
壁は濃い茶色の木の壁で天井はまるで漆喰のような白。日本の家に似ているね、とかみさんと話ながら中を見る。マッキントッシュの家具が各部屋に配置されていている。住みやすさと芸術の巧みなバランスという感じ。帰り際に受付で日本の住宅の雰囲気があると言うと、受付の女性が「マッキントッシュは日本を参考にしたし、日本の素材も多く使われている。日本の職人も建築に協力した。」といっていた。建築は1902年。日本と英国が仲良かった時代だ。建物の中には磯崎新のデザインした椅子が展示してあった。
折角Loch Lomondに来たのに湖を見ないと悔しいので湖畔を散策する。
湖畔近くにあるコテージ。どのコテージも綺麗な花で飾られていい感じだ。ゆっくり来てみたい。


Loch Lomodのイメージは白黒写真の薄暗いイメージだ。今日は曇りだったので湖畔から見た湖の景色はおぼろげな記憶と一致していたと思う。だから、心の中の故郷に来たような気がする。スコットランドは天気が悪いことが多いので水や空は白黒写真のような感じだ。でも私達夫婦には鮮やかな印象を与えてくれる素晴らしいところだ。
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