2009年7月22日水曜日

スイス旅行 7/20 クライネ・マッターホルン

本日はクライネ・マッターホルン(標高3883m)に登る。ここはヨーロッパで標高が最も高い展望台だそうだ。


ホテルの部屋からはマッターホルンが綺麗に見える。

ツェルマットからゴンドラやロープーウェイを乗り継いで一気にクライネ・マッターホルンに到着。富士山より高い所にあっと言う間に着いてしまったのだ。天気が素晴らしい。マッターホルンの形は下から見上げる時にはスマートでシャープな形に見える。ここから見る形はどっしりとして武骨な感じで別の山のようだ。

クライネ・マッターホルンの展望台には十字架がある。

展望台ではお姉さんがバグ・パイプを吹いている!「スコットランドから来たの?」と聞くと「USから」。ここでバグ・パイプを演奏するのが夢だったそうだ。演奏が終わるとみんな拍手。お姉さんは息がゼイゼイ。

横を見上げるとブライトホルン(4164m)が手に取るように近くに見える。登山者が蟻の行列のように登っている。今日のような天候なら私でも登れそうな感じ。

ロープウェイで一つ下ってトロッケナー・シュテグ(2939m)に来る。ここから見上げるマッターホルンはさきほどより鋭く尖った形だ。

ここから私は歩いて下山。かみさんはロープウェイで下山することにした。かみさんは重いスーツケースを運んだので腰や膝が痛い。無理をしないが一番だ。かみさんには申し訳ないが私は山歩きを楽しませてもらった。
写真では少し分かりにくいが真ん中のピークの左奥がゴルナーグラート。
 
 てくてく歩いて下る。歩いて通り過ぎてしまうのが勿体ないくらいの素敵な山道だ。Charlieもこの素晴らしい景色を楽しんでいると思う。
 
 さらに下ると森林限界。もう山歩きを終わりに近づいているかと思うと悲しい。ゆっくり歩けばいいのに私はついつい早足で歩いてしまう。変な人だ。


もう街へ降りてしまった。これが宿泊しているホテル。従業員も親切だし快適だ。


夕方と朝、山羊のパレードがある。凄くかわいい。観光名物になっている。しかし糞を落としながら歩くので道には山羊の糞が一杯。
ツェルマットはガソリン自動車の乗り入れが禁止されている。そのため村内の交通は電気自動車か馬車だ。馬には糞受けをつけて気遣っているが山羊の行進で台無しだ。

二日間天気に恵まれて予定通り山歩きができて大変幸せであった。 明日はツェルマットを去らないといけない。悲しい~!

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