2008年12月31日水曜日
あけましておめでとうございます
2008年12月30日火曜日
自動車不況
デジタルTV対応なのでFree Viewという無料のデジタル放送を見ることができる。
今まではアナログTVしか見ることができなかったので5chしか見れなかったが今度は20-30ch見ることができる。
デジタルtvで面白い番組の一つが車関連の番組のTop Gearである。これは実に面白い。
http://www.topgear.com/uk/
こちらに赴任してからずっとこの番組を見ていたが今の家では見ることができなかった。TVを買ってからやっと見ることができるようになった。
しかし皮肉なことにやっとこの番組を見ることができるようになったら凄い自動車不況である。もちろん自動車だけが不況ではないが、自動車産業は巨大であり裾野が広いから大きな影響がある。
日本でもしばらく前から若者の車離れの話があり、そこに不況が追い討ちをかけて大変なことになっている。車業界はいずれ行き詰るとは思っていたがそれは環境問題などによるものと思っていた。まさか今回のような形になるとは思っていなかった。
個人レベルの話しでもこれから車に投資できないのではないかと思う。
私達は長野県の田舎に住んでいたので車は必需品。一人一台所有していた。さらに農業用に軽トラックがあり一家に4-5台の車があったこともある。
Scotlandに来る際私達の車は二束三文で売ってしまった。日本に帰任するときに私の車とかみさんの車を同時に購入できるか?と思うと難しい。普通の車を一台買って共有するか中古の車を二台買うか?いずれにしても車に費やす金額は以前より大幅に低下するだろう。
世の中のトレンドとしてはどうしても車の必要な地域もあるし今後BRICSなどを中心に車の需要は増えることには間違いは無い。しかしいずれば本当の需要の飽和が起こる。今回の不景気はそうした本番に向けてのStudyであると考えて多くのことを学ばなければならない。
2008年12月27日土曜日
年の瀬
こちらの店はクリスマスの翌日のBoxing dayからバーゲンを始める。今年は不景気のためクリスマス前からバーゲンが始まり需要を喚起しようとしていた。そのためクリスマスが過ぎても安くなったという感じがしない。 それでもクリスマスツリーとかクリスマスカードは半額になっている。
我が家も来年のためにクリスマスカードを買い込んだ。
本日はエジンバラに買い物に行った。今度日本に帰る時のお土産を購入。かみさんはブーツを買おうとしていたが丁度いいサイズのが無くあきらめて帰って来た。
日本に居ると餅つきだとかお正月の準備だとかあるがこちらは淡々と時間が過ぎて行く。
時間があるので本でも読んでしっかり勉強しようっと。
2008年12月26日金曜日
黒馬物語
1800年代の英国が舞台で、ブラックビューティーという名前の馬の生涯を馬の視点で見た物語である。有名なコンデンサの名前はここから取ったのか?
彼は幼いころ幸せに暮らすがその後売られて辛い生活を経験する。時には優しい飼主と一緒に過ごすが、次には重い馬車を倒れるまで牽かされる。馬車を牽けなくなり売りに出された市場で子供の頃面倒を見てくれた馬丁と再会し引き取られて、幸せな老後を過ごすという物語である。
Charlieと一緒に過ごしているせいか、馬が虐待されるのを見ると凄く悲しくなるし飼主と心が通い幸せにしていると凄く嬉しくなる。馬が人に気持ちを伝えたくても伝えられない時には私はCharlieの気持ちを理解できているかと考えてしまうし、馬の心が人に通じると人と動物は理解しあえるんだと納得する。 単純・・・
小さい子供達がゲームやマンガやケータイだけで時間を費やすのでなく、このような作品を読み豊かな喜怒哀楽や人や動物を思いやる心を知っていけばめばもっといい世の中になると思うのだが、、、
映画を見ているうちに小学生の頃、この話を読んだ記憶が蘇ってきたような気がするが定かではない。子供の頃、小学館「少年少女世界の名作文学全集」という全集があり親が買ってくれた。その中に黒馬物語は入っていた。絶対読んだ筈なのにストーリーを全く覚えていない。年は取りたくないもんだ。
読書に対する楽しさを教えてくれたのは小学館のこの全集によるところが大きい。苦しい生活の中で安い買い物ではなかったと思うが子供に本を買い与えてくれた親に本当に感謝する。
この全集にはいろんな国の物語が収録されていた。しかし当時の私には日本と中国以外は皆一緒だった。英国もドイツもフランスも一緒。でも外国に対する憧れは培われた。この全集でいくつもの英国文学を読んでいるはずだがすっかり忘れている。英国文学を意識してもう一度読んでもいいかな?と思った。
2008年12月25日木曜日
クリスマス・デイ
こちらではほとんどの店が休みで、みんな教会に行き、そのあと家でクリスマスを祝う。
日本だとクリスマスイブのほうが盛大で25日は静かだがこちらは25日がメイン。
12時頃から家族全員でクリスマスディナーを開始する。そしてクリスマスのプレゼントを交換する。
我々クリスチャンでない人もこちらの習慣に従い1時頃からクリスマスディナーを始めた。
そうは言っても私は小学生の頃ボーイスカウトに入っていてキリスト教の行事は一通り経験しているので半キリスト教徒と言っても良い。だから堂々と(?)クリスマス・デイを過ごしている。
メインはローストビーフ。とりあえずローストの肉ならいいそうなので我が家はビーフにした。ポテトと人参を一緒にローストした。これが実に美味しい!
手前にあるのは9ヶ月物のクリマスプディングだ。
かみさんと初めてのScotlandのクリスマスを一緒に迎えた。
クリスマスプレゼントはクリスマスツリーの下に置いて交換するらしいが、私は一足早くiPODをもらった。かみさんへも姿見(鏡)を22日にプレゼントしたので今日はプレゼントしなかった。日本に居るとかみさんへのプレゼントはパスしてしまうが、こちらに居るとちゃんと贈り物をしようという気持ちになる。親しき中にも礼儀あり、忘れがちになっていた節目節目を大事にする心はこちらで改めて教わった。
クリスマスカードは先日よりさらに増えた。凄い! ピアノの上に飾りきれないほど。
去年のクリスマスは私が一人だったので会社のMさんの家に招待してもらった。今年Mさんは生まれ故郷であり娘夫婦のあるインバネスに行っている。丁度その頃からブログを書き始めたが一年の経つのは本当に早い。
2008年12月24日水曜日
クリスマスについての話
(1)クリスマスに七面鳥を食べる理由
クリスマスは家族が集って食事をするのでチキンだと量が足りない。だからターキーを食べる。2-3人の家族ならチキンで問題ない。そーなんだ、、
(2)クリスマスプディングは熟成させる
甘くてこってりしたケーキだ。小麦粉と乾燥果物とブランデーなどを入れたケーキでクリスマスの日には必ず食べる。これは作ってから時間が経つほどいいようだ。英語の先生の家では2006年に仕込んだプディングを今年のクリスマスに食べるそうだ。熟成は常温で行うという。日本で何年も熟成させる食べものは何があるんだろう。味噌くらいしか思いつかない。
我が家も来年や再来年のクリマスに向けて仕込んでみようか?
写真のクリスマスプディングは9ヶ月熟成のものだと、、
(3)以前はスコットランドではクリスマスより新年のほうが盛大だった
50年ほど前はクリスマスには教会に行く程度で休みではなく今ほど盛大にお祝いされていなかった。多分商業と結びつきいつの間にか一年の中で最も大切な日になったのだろう。キリスト教の国の英国でも そうなのか!と少々びっくりした。
(4)正月には家を回って酒を飲んでいた
かつてクリスマスより盛大に祝っていた新年。各家庭に訪れて酒をかっくらってへべのれけになっていたそうだ。先生が子供の頃、酔っ払いが来るのがいやだったそうだ。きっとお年玉がなかったんだろう。道の真ん中で寝る人も多かったみたい。でもこの風習って日本みたい。洋の東西を問わず同じなんだ。
時間が無かったのでこのくらいしか聞けなかった。でも50-60年という時間の中で世界は大きく変わった。英国の今と話しで聞いた50年前を比較すると大きく違っているように思う。
日本では50年間の時間を過ごしてきたので変化に気づかないこともあるが(鈍いって?)改めて30年以上前と今を切り出して比較するとあまりにも大きく変化していることに気づく。
で、、次回の英語の授業ではかみさんが日本の正月の風習を説明することにしました。
2008年12月22日月曜日
英国の農業について
行ってみるとNHKが英国の農業を取材した番組をやっている。
英国は農業に対する補助を行う際に農業の所得補償ではなく農業が国土の環境を守っていることに対する報酬として補助金を支払っているという。ある農家は農業収入が290万円に対して環境保全の報酬が1000万円程度だそうだ。これは政府が保護している地域である。保護地区以外は環境保全の報酬がほとんどなく農家は成り立たない状況であり日本と全く同じだ。線引きに関しては問題はあろうが少なくとも指定地域の農地の保護はできる。
日本では線引きにより市街化調整区域になっても農業では食っていけないし後継者も居ないから荒地となってしまうこともあるだろう。 つまり日本では保護すべき地域の保護もできない場合がある。
また英国のある地方では地方自治体が農地を所有し意欲ある農家に貸す。これにより農地の保護ができる。以前も書いたが日本は農地改革により農地が分散し個人の都合で転用されてしまう。逆農地改革?がいいのかわからないが農地を集約し、しっかりと農地経営ができるところが所有すべきだ。
地産地消。これは英国では普通だ。ほとんどがScotlandさんの農畜産物だ。ただ最近Scotland産の肉に病気がありアイルランドから輸入しているという話しも聞いたことがある。日本でも一時のように中国からの輸入品を使わず最近は地元の産物を使う傾向になっていると聞く。エネルギー消費削減にもなるし大変重要なことだ。
英国もこのような仕組みにする際には反対があったと思う。また今でも不公平だと思う人も居るだろう。でもやらなければならないから粘り強く国民を説得して実現したと思う。かみさんの実家では農業をやっているが農業は所得はマイナスだ。それでも続けたいと思うのは代々受け継いで来た農地を守りたいという気持ちと日本の国土を保全したいという気持ちだ。日本も英国のように農地の保護をしないと国土は荒れ果てて取り返しがつかなくなる。
テレビ番組を見ながらかみさんは英国に来て政治に目覚めた!といっている。本当に嬉しいことだ。国民の声が政治を動かすようになって欲しい。
Charlie VETへ行く
少しずつ大きくなっているようだ。
何故わかったかというとかみさんがいつもCharlieの歯磨きをしているからだ。
Charlieを回転えび固めの足を離したような状態で押さえ込んで歯を磨く。
いやがらずにうっとりと歯を磨いてもらっているようだ。
かみさんは悪性の腫瘍ではないかと思いVETに行ったが結果は問題なし。犬にはよくあるEpulisというできものだそうだ。
http://www.peteducation.com/article.cfm?c=2+1631&aid=3057
エプーリス. (2008, 3月 30). Wikipedia, . Retrieved 17:30, 12月 22, 2008 from http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%A8%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9&oldid=18889023.
もっと大きくなると自分で噛んでしまうので切り取る必要があるが今の程度なら何もする必要がないとのこと。かみさんと二人でほっとした。
ついでにCharilieの歯垢を取ってもらったり他にも気になることを相談したので安心。歯垢を取る時は人間と同様に金属性の器具でがりがりとこすっていた。Charlieは大人しくしていた。先生が「Good Boy!」と褒めてくれた。かみさんがいつも押さえ込んで歯を磨いているので慣れているからか?
いつも診てくれる先生はAnnaという。彼女は本当にCharileのことを可愛がってくれて親切にしてくれる。また我々日本人にはなじみの無い英語での犬の健康に関する症状や治療方法について様々な比喩を用いて丁寧に教えてくれる。すごくありがたい。
しかし、本当によかった!Charlieも我々も中年と老年の間だから健康に気をつけないといけない。
ロッカビー事件
こちらに来るまでこの事件のことをほとんど知らなかった。1988年12月21日にロンドン発ニューヨーク行きのパンアメリカン機が貨物室に積まれた爆弾が爆発しスコットランドのロッカビーという村に墜落して乗員とロッカビーの住民の計270人が死亡した事件だ。
この事件の説明は以下のWikiを引用させていただきます。
パンアメリカン航空103便爆破事件. (2008, 11月 25). Wikipedia, . Retrieved 15:58, 12月 22, 2008 from http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E8%88%AA%E7%A9%BA103%E4%BE%BF%E7%88%86%E7%A0%B4%E4%BA%8B%E4%BB%B6&oldid=23079786.
今年もロッカビーでミサが行われたというニュースをやっていた。
ロッカビー事件は公式にはリビアのテロリストの仕業であるという結論になっているようだ。
しかし実際には秘密活動資金を得るために麻薬密輸入をCIAがしていることに目をつけたパレスチナ系のテロリストが麻薬を装い爆弾を機内に持ち込んだのだという説もある。
少なくとも犯人の捜査に関しては英米の圧力や証拠品の捏造があったことは間違いないようだ。最終的にどのような結論になったのかはわからないが裏にはドロドロとしたものがあるようだ。この手は話しは色々あるがあまりこのようなところで書いてC*Aに狙われるといけないので(?)やめておく。
何故私がこの事件に興味があるかというと、身近なロッカビーという村で起きた事件であることと、12月21日が私の誕生日だからです。そう、昨日は私の54歳の誕生日でした。
2008年12月20日土曜日
クリスマス前の休日
大家は海外(アイルランド)に住んでいるがクリスマス休暇で帰っているのだ。入居する際に不動産屋の不手際もあり問題があったのでどんな大家かと思っていたが、会って見るとすごく感じのいい人だ。「前のテナントは家を綺麗に使ってなかったが、あなた達は綺麗にしてくれてありがとう。」と言っていた。はい日本人は結構綺麗に住むんですよ。
やはり人は直接会って話しをしないとだめだ。色々と話をした。
大家が電話番号を教えてくれたので今度問題があれば不動産屋だけでなく大家にも連絡が取れる。そのほうが伝言ゲームをするよりもずっとスムーズに事が進むと思う。
そのあとに、ピアノの調律師がやって来た。レンタルしているピアノの調律は初回のみレンタル元のピアノショップが行う。今回がそれだ。
調律師のおじいちゃんは日本人だそうだ!彼のファミリーネームはSoltauというがこれは日本の名前じゃないか?と言う。そんな名前あったかなあ。
おじいちゃんは日本からカリブ海の方に行き、その後ドイツにおちついたそうだ。彼が生まれる前におじいちゃんは亡くなってしまい、おばあちゃんも詳しいことを話してくれないのでおじいちゃんが日本のどこの出身かなど全く知らないそうだ。
帰り際に彼と話をしていて気がついた。「そうだ!Soltauは佐藤のことじゃないかなあ? 日本では比較的多い苗字だよ。」「今度家系を調べてみたら?」などと、、
次に食料品の買出しに出掛けた。
12/25は店が休みなので12/23~24は店が凄く混むし品物が無くなってしまう。今のうちに買っておくほうが良い。肉や野菜をどっさり買い込んだ。それでもこちらの人が買い込む量に比べたら可愛いものだ。ガレージは自然の冷蔵庫なのでそこに食品を保管した。
今日の夕食はハギス。ロイヤルマクレガー風に作って見ました。しかし食材を積み重ねる筒はお菓子の缶を利用したので底が深くて綺麗にできなかったが雰囲気は出ている。
一番下がハギス、次がマッシュドポテト、一番上がSwede Turnip(スエーデンカブ)だ。普通のカブは白いがSwedeは黄色い。ロイヤルマクレガーではSwedeを使っていたことがやっとわかった。
昨年のクリスマスは単身赴任で過ごしていたが今年はかみさんとCharlieと一緒。かみさんの人徳のおかげで今年は一杯クリスマスカードが届いた。楽しいクリスマスが迎えられそうだ。
2008年12月18日木曜日
2008年12月17日水曜日
税金について
首相は3年後の消費税Upを盛り込めという。与党はそんなことは盛り込めないと言う。
選挙に不利な情報は出せないし不景気の時に増税の話をしたら上向く景気もしぼんでしまうということだ。しかし選挙に不利だからと言っていきなりだまし討ちで増税されても困る。
消費税が導入されたのは1988年 竹下内閣の時だ。その前の中曽根内閣では大型間接税は導入しないと言っていたのに次の竹下内閣で導入した。当時私はだまし討ちだと思った記憶がある。
橋本内閣では率直であったが最悪のタイミングで5%への増税を敢行し景気の低迷のきっかけとなった。
消費税上げると率直に言うのはだまし撃ちよりは評価できる。
だが今の議論は何か欠けていないか?今は消費税Upのことだけに焦点があたり(マスコミのせいもあるが)本質的な議論がされていない。
・税金の使い道は?
税金の使い道が不透明だし納得できないから何故増税するか理解されない。今の政治に税金を預けてきちんと活用できるかという基本的な疑問が解消されていない。国民の多くは税金の使い道について納得していないと思う。
・税金制度の根本的な議論がされていない。
大型消費税導入当時 直間比率のあるべき姿はどうかなどの議論があった。今はただ税率Upだけ。私は間接税の比率を上げるべきだと思う。これは不公平税制の改善の方向に向かうからだ。もちろん生活必需品の税率は下げるなどの配慮は必要だ。UKでも生鮮食料品はVATはかかっていない。今このような議論があまり聞こえてこない。
・年金、社会保険なども税金と一緒に議論されるべき。
これらも課題としては認識されているが、どうも別枠で話がされいるように思う。 ->一緒に話がされているようでした。訂正します。
・国税、地方税の見直しを
三位一体の改革が骨太ならぬ骨抜きに終わってしまい今の格差社会の原因の一つとなっている。これも含めて議論して欲しい。
とにかく国や地方自治体が何をやるか、そしてそのためにどの程度収入が必要かをもう一度棚卸する必要がある。これからの国のありかたを決める重要な議論だから選挙目当ての姑息な政策の小出しではもうやって行けない。
内閣が変わるたびに議論が振り出しに戻ることもあってはならない。
政権が長ければいいかというと6年続いた小泉内閣もアメリカへの盲従という間違った方向にベクトルが向いたのでなんともいえないが、、
明治維新の時のようにこれから新しい国を作るという気概でやって欲しい。欧州はEUを形成する時にそのような志をもってやった筈だし、これからの国際秩序の構築にも同じ気持ちで向かっているものと思う。
これからどうして行くか選挙目当てでなく、将来のために何をやるか議論して、任せたい政党に政治を託すことができる時代いつになったらやって来るのだろうか?
2008年12月16日火曜日
かみさんの英会話
カレッジの先生からメールが来た。以下抜粋。
I believe that ”かみさんの名前” is making a huge progress from class to class and it would be of a great benefit for her to go either to level 2 or to still to level 1 but different group which is progressing faster than her group.
[中略]
I must tell you that I am very please having ”かみさんの名前”as my student, she is very hard working and is one of the best student at level 1.
かみさんは英語に苦労しているが最近だんだんと上達して来た。本当に良かった。うるうる。
先生からメールをもらった日、かみさんがカレッジから帰って来て「今日はみんな休みでクラスは私だけ出席だったんだよ。だから一杯勉強できた。」
one of the best student at level 1 ... ん?
Charlieのワイン
に出席できませんでした。かみさんは、パーティにいけず非常に残念がっていました。
本当にごめんなさい。GPでペインキラーを処方してもらい本日から出社しました。
さて、こちらではお世話になっている方にクリスマスカードを送るのが習慣です。
特にお世話になっている方々にはクリスマスプレゼントを送ったほうが良いようなので、、、
かみさんが大変お世話になっている方へのプレゼントを考えました。
お酒が好きだからワインがいいかな。
でもありきたりのワインではしょうがないから、Charlie印のワインでも作ってみようか!
ということになり20分ほどで作ってみました。もちろん密造したわけではなくラベルを作って貼っただけ。これも厳密に言えば問題あるかもしれませんが親しい知り合いに冗談で送るのなら許してくれるでしょう。
我ながら良い出来だ。私はワインラベルデザイナーになれる! やっぱり無理か、、
それでもCharlieを知っている人なら喜んでくれるだろう。 勝手に自己満足。
2008年12月14日日曜日
仕事について
もしUSAの大手自動車メーカーが経営破たんしたらそれこそ未曾有の事態になる。
英国でもBTやRBSなどの大手が人員削減を発表しているしこれから大変なことになりそうだ。
この間こちらの人に聞いた。
私「最近不景気と言われるけど乞食の数は増えていなから実体経済への影響はまだ出てないのかなあ?」
彼「こちらは失業保険がちゃんと貰えるから、失業しても金があるんだよ。乞食はアルバイト。失業者でも飛行機に乗って海外に遊びに行くんだよ。」
フーン、、失業率が上がっても国が貧乏になるだけで国民はそれなりので生活が送れるんだ。
これが高福祉社会ってやつだね。
これに対してUSAは医療費がすごく高いから医療費を払うためには、死んでも働かないとならないと聞く。日本はUSAと英国の中間くらいか。
少し前までは仕事の質や働き甲斐などという言葉が言われていた。
これから仕事があるだけでもありがたいという雰囲気になって来るのだろうか?
産業革命以降、職業の選択ができるようになってから仕事の待遇が改善され
次に仕事の質や仕事を通して成長ができるということが重要になって来た。
しかし、今は仕事のモチベーションどころか仕事自体が無くなってしまう状態だ。
以前の資本家階級と労働者階級というものが解消したが、20-30年を経てステークホルダ
という資本家と会社(およびその従業員)に姿を変えて同じ図式が蘇ったのだ。
私は就職して30年近く経つので世の中の転換期の中に丁度居たことになる。
だから自分の会社での経験を振り返ってみると何かわかるかもしれない。
時間が取れたら考えてみたい。
2008年12月10日水曜日
iPOD touch 導入
音楽を聴くにはiPOD classicかnanoが適している。touchは容量が小さく値段が高いので音楽を聴くためだけには購入する気はなかった。
購入を決めた理由は以下の通りだ。DSのリモコンはWiFi対応でDLNAコントローラの機能が搭載できる必要がある。私の調べた範囲では以下のものが使えるようだ。
①LINNはNokiaのN800というSmart Phoneを推奨しているがこれは高いしディスコンだ。
②NokiaのN95やN96という携帯も使える。これらはWiFi対応でHomeMediaというDLNAの
コントロール機能がプリインストールされている。しかしUpgradeでも300GBP近くする。
新規サブスクラバー契約の場合は無償だが、、、
③WindowsCE搭載のPDAにDLNAコントロール用のアプリを搭載する。これも高い
④ロジテックのSqieezeboxというDLNA対応音楽プレイヤー付属のユニバーサルリモコン(?)を使う。DLNA用のアプリを搭載する必要あり?
⑤iPODまたはiPhoneにUPnP用ソフトをインストール。
今後使えるデバイスは増えると思うが、現在はiPODが最も安い。そんなわけでiPODを思い切って購入した。
WiFi接続がうまくできるか心配したが、WiFiの設定画面で暗号のキーコードを入れると簡単に接続できた。ただiPODではキーコードのことをパスワードと呼んでいるのでピンと来なかった。
iPODで走るDSコントロール用のアプリはSongBookとPlugPlayerの2つあるが、SongBookは後者の10倍もの価格なのでパスした。
iTUNE StoreからPlugPlayerというUPnPのコントロールアプリを購入しインストールした。
下がそのUIだ。曲を選択して再生するには必要十分な機能を提供している。
このソフトはPlay listを作成してリストファイルをDSに送信することと、Play,Puase、Volume Up/Down等のコントロールをする。快適に動作している。
iPOD touchを、今の所音楽Playerとしては使っていない。専らDSの制御とYou TubeやPodcastの視聴用だ。ベッドの枕元に置いて寝る前にNewsを聞いたり動画を見たりして重宝している。
そういうわけでこれはValue for Moneyだと思う。
2008年12月8日月曜日
Charlieは悪戯ばかり
何故かCharlieは先生が授業している間は別の部屋で待機している。授業が終わりそうな気配を感じると、そーっとやって来て先生に挨拶をして見送る。
最近は犬の苦手な先生もCharlieのことを「Beautiful dog!」と言って好きになってきたようだ。 Charlieの気遣いは本当にたいしたものだと思う。
そんないい子のCharlieだが別の一面もある。
我が家のCharlieは9歳なのにいまだに悪戯が絶えない。今日もかみさんが留守中に、かびが生えて捨てたパンをゴミ箱から引っ張りだして全部食べてしまった。Charlieのおなかの具合は大丈夫?かみさんは心配と怒りで大変な騒ぎであった。
2008年12月7日日曜日
火事騒ぎ
多くの人が一度に帰ろうとするので駐車場が大渋滞でとても帰れる状態ではない。
無駄足になった上、足止めをくらってしまい全くついていない。
そうこうするうちに消防車がスーパーの駐車場に入ってきた。全部で4台くらいきた。
そしてスーパーの中に消防士が入っていく。外からだと煙や火は全く見えないのでボヤ程度だと思うが、、
こうなったらあきらめて野次馬になるしかない。みんなと一緒に消防士の活躍を見ていた。 でも外は寒いし、どうせ時間をつぶすなら建物の中のほうがいいと思い再度ショッピングセンターに行った。すると今度はクリーニング屋が開いていたので運良く洗濯物を受け取ることができた。
クリーニング屋から駐車場に戻ると外に避難していた従業員が店内にもどり始めていたし、渋滞もなくなってきた。
無駄な時間を使いついていなかったが、火事見物をしたために一応洗濯物をゲットできた
これを「万事塞翁が”野次馬”」とでもいうのかな?
2008年12月2日火曜日
寒いです
今朝起きてみると雪が1-2cm積もっていました。家の前は雪が凍ってつるつるすべります。
こちらは冬でもスタッドレスタイヤは履きません。ノーマルタイヤのままおそるおそるすべり具合を試しながら会社に向かいました。
でも私達の住んでいる住宅街から一歩外に出ると雪がありません。融雪剤を撒いているんですね。それでも慎重に運転して会社まで行きました。
日中も寒く夕方家に帰った時も家の前は雪が溶けずに残り超すべりました。
氷点下4-5度がEdinburghの普通の最低気温です。今は最低気温に近いので、この寒さを乗り切ればしのぎやすくなると期待しています。
日本へのクリスマスカードの作成や投函など今週中にしないと間に合わないので頑張っています。
臨時収入
http://tkmtet.blogspot.com/2008/07/5.html#links
苦労して警察で被害届けを作って保険の申告しようとしました。しかしカード会社の旅行保険は日本を出国してから3ヶ月以上経過したため失効していました。 残念だけどしかたない、、と諦めてすっかり過去のことになっていました。
先日RBSから”旅行保険の規約変更の案内”がとどきました。なになに?私は旅行保険でカバーされてるじゃん。早速RBSに連絡してみると本当に保険でカバーされている。
申告書を送ると言っているので、それに記入して送れば50ポンドは免責だが保険金が振り込まれる。
年内に入るか年明けかわからないが、クリスマスプレゼントになるかも。
あるいは給付金? 日本に居ないので給付金はもらえないがその代わりというところ?
被害額が補填されただけなのだが(被害届けは大目に出したけど^^)嬉しいものだ。
RBSも資本注入されて大変な時だが、遠慮なくいただきます。
2008年11月29日土曜日
もうすぐ師走
かみさんが電気スタンドを買いたいと言うので午後エジンバラ市内へ。でもあまり良いスタンドが無く見送ることにしました。
それにしても街は凄く込み合っています。デパートなどは足の踏み場もないほど、、 まだ不況の影響は現れていないのでしょうか?
プリンシズ通り沿いには観覧車などが設置されていました。去年のクリスマスからもう1年たってしまったのか、時間が過ぎるのは本当に早いものです。
英国は12月1日から2年間消費税(VAT)が17.5%から15%に下がるので
http://www.direct.gov.uk/en/MoneyTaxAndBenefits/Taxes/BeginnersGuideToTax/DG_4015895
買うのは控えて12月になってからにしようと思います。また12月はクリスマスに向けて様々なバーゲンがあるので値が下がった時に必要なものを買う予定です。
日本では給付金でゴタゴタしていますが英国では消費税の削減で景気対策をしています。
どちらがいいのかといえば一度だけの日本より2年間は継続して効果のある消費税削減のほうがいいと思います。
日本は金利同様消費税も低いので下げる余地がないのかもしれませんが、給付金よりも消費税4%などやったほうが効果あったかも。
でも消費税を変更するための法改正、システム変更など大変です。こちらはいとも簡単にやっているように見えます。(実態はわかりませんが)
そのあとパブで一杯やりました。つまみはスコットランド名物のハギスです。
一番下がハギス、次がポテト、一番上がターニップ(カブ)です。ターニップは普通白いのでここのはニンジンが混ぜてあるかもしれません。それにグレイビーをかけてあります。
すごく美味しいです。
エジンバラでの用を済ませて夕方家に帰りました。
Charlieはお利巧に留守番していました。ちょっとおちゃめな写真を撮りました。
今話題の菅井きんさんに似てませんか?
一日中気温は0度前後だった。夕方になると気温はさらに下がって-3-4度になっているようだ。水道が完全に凍ってしまった。
明日は今日よりさらに寒いようだ。家で大人しくしていようっと、、
2008年11月27日木曜日
日本からの荷物
2008年11月26日水曜日
市場の自由度
SneakyDSのリモコン用だ。NokiaのN95という携帯電話がDSリモコン(uPnPで)として使えることがわかった。現在使っている電話の格安Upgradeで入手したかったのだがNokiaのNシリーズは無償Upgardeの対象ではない。300GBP近くするので購入対象外になった。
そんなわけでずっと安いiPOD touchの検討をしている。touchにSong BookというソフトをインストールするとDSの制御が可能である。
iPOD touchは日本のApple Storeで27,800円~結構高い。でも機能を考えると納得できる価格だ。もう1年半待てば価格はさらに下がると思うが、、
価格.comでiPOD touchの安いところを探すと22,000円から23,000円の間だ。
つまりApple storeの価格の2割引きというのが日本の実売価格の最安値。
一方、Apple UKでのiPOD touchの価格は169GBP~
でこちらのヤフオクみたいなeBayで価格を調べると159.99GBPが安値。これはApple Storeの5%引き。
やはり日本と英国で市場の自由度は違う。
普通に考えると価格の自由度が高い日本のほうが英国より消費マインドが高い筈だ。しかし実情は違いような気がする。
国内消費とかGDPとか国内消費率とかいろんなデータをもとに考えてみようと思ったがそのデータがすぐに見つからないので次回にする。
2008年11月25日火曜日
寒くなってきました
でもスコットランドは風が強いので体感温度は東京より少々低いかもしれませんが。
私は長野県の生まれなので、こちらの寒さはたいしたことは無い(筈)です。
しかし、寒い地方出身の人が東京に来て住んでも東京の冬は体感的に寒く感じるものです。住んでいる地方に適応するということ・・・すなわち軟弱になります。
また、Scotlandは夏でも気温は20度前後で寒く感じていました。だからと言って冬に強いというわけではありません。夏の寒さは冬に対してのトレーニングにならないってことです。
結局、寒い時も暑い時も住む場所の気候にぶっつけ本番で望まなければならないということです。
私は暑さと寒さとどちらが好きかと聞かれれば寒さを取ります。べつに寒いのが得意なわけではないけど寒さは服を着ればしのげます。暑さは服を脱いでも限界があります。皮膚をはぐわけにはいきません。 かみさんは暑いほうが好きです。信じられなーい。
私の祖先は大陸系でかみさんのそれは南方系かもしれないと思うけど、それは上に書いたこととは矛盾します。 結局、良くわからない。
Charlieはもともとカナダのラブラドール地方というすごく寒いところで氷の海に潜って猟をしていた犬が英国に渡って現在に至る、、 だそうですが、今はぬくぬく坊やです。猫より寒がりかも。
何を言いたいのかわかりませんが、お後がよろしいようで、、、、
それでは落ちが無い!と言われるので私が考えたしゃれを一つ。
「犬は喜び庭駆け回る、猫はコタツで丸くなる」に引っ掛けて「飯沼よろこび丹羽かけまわる金子はコタツで丸くなる。」 およびでない?こりゃまた失礼!
2008年11月23日日曜日
色々と思うこと
2-3日新聞を読んでいないうちにどうやら内閣への批判がすごく強くなっているようだ。総理と自民党の間でミスマッチが起きている。総理が軽々しく言葉を発するので総理の威厳が低下しているみたい。こんな状況を招いた総理の政権担当能力に対して与党内からも疑問の声が上がっているとのこと。この手の話が出てくると政権は危ない。
今回は公明党から内閣に対して牽制の声が無く自民党内部からの声が強い。これは不気味だ。
公明党は都議選と衆議院選挙の間に3ヶ月以上の期間をあける必要があるので1月以降の解散総選挙は望まない。年内を逃すと来年7月以降の総選挙にならざるを得ない。今の政権は構造的に問題がありそうだ。だから来年7月~8月までやっていけるかどうか非常に怪しい。発足早々このようなきしみを露呈している今の政権が続くとすごくまずいことになりそうだ。
多分年内解散を逃すと党内の求心力を維持するために内閣改造してしのぐしかないのだろうが、それは党内政治であって国民のための政治ではない。無用な内閣改造はやめてもらいたい。
私の浅はかな推測では、多分自公連立政権はもう少しでルビコン川を渡るのだろう。1月総選挙がなければ公明は自民から離れるだろう。自民と連立しても政権を失うことが明らかになるからだ。しかし公明党が政策ありきで与党になっていたのなら自民と一緒に野に下ることもあるだろう。しかし、今のように自民と民主の政策がこうも似通っていると公明党は?
もう後戻りはできないと思う。
2008年11月21日金曜日
Linn Sneaky DS Power Amp
今日は、SneakyDSのPowerAmpを使用してみた。LinnConfigのAdvanced Configでパワーアンプをイネーブルにするだけで良い。
今まで使っていたアンプやCDプレイヤーが無くても音が出る。その結果DSが棚の最上部に昇格した。
Sneakyのスピーカー端子は一対だけなのでスピーカープラグに2本のケーブルを無理やり差し込んでバイワイヤー接続とした。
Sneakyのパワーアンプの最大出力電力は20w。使っているProAcのスピーカーは能率が約88dB。聴いている距離はスピーカーから約2mはなれているので視聴場所での最大の音圧レベルは左右のスピーカーを合わせて約98dBだ。部屋の反射等を考慮して100dB強。この音圧レベルでは少し物足りない。ProAcは低能率のスピーカーなのでSneakyには辛いところだ。でも音はさわやかで華がある。今まで使っていたMAJIKに比べたらいい音だ。
棚の下にあるKarikとNumerikはとりあえず置いてあるだけで接続していない。
取り外したMAJIKは仕事部屋に持って来た。置く場所が無いのでとりあえずベッドの上に置いてLinn Tukanとつないで音を出してみた。かなりひどい音だ。セットの仕方を考えないと、、
ついでにCharlieの写真を撮ろうとすると警察に連行される犯人のように顔を隠してしまった。 しぐさが可愛い。面白いので載せてみた。
2008年11月20日木曜日
Linn Sneaky DS AAC to FLAC
NetでTranscodingのソフトを探してみると"BonkEnc”と"Winamp”が見つかった。どちらもFreeソフトだ。
知名度を買ってWinampをインストールした。ためしにCannonball AdalleyのアルバムをFLACに変換してみた。これはLPからAACに落としたものだ。アルバム1枚4-5分で変換できる。
変換したデータをLinnGuiが認識しない。あれーと思って考えてみたらNASのDLNAサーバーのRefreshインターバルを60分に設定していた。NASにFileをCopyしてもサーバーに取り込まれるのが60分に一度なのだ。強制RefreshをするとLinnGuiから認識できた。
先日ALACでEncodeしたfileが見えなかったのも同じ原因だった。
音を聴いてみる。やはり元がAAC128kbpsだけにそれなりの音だ。今まで常用していたiPODからの音と比べてみるが、あまり違いはない。DACはSneakyのほうがiPODより良いがAACではDACの差が感知できるほどソースの質が高くないということだ。
今までこんな音質で聞いていたのか?と改めて思った。赴任の前にALACで再度Rippingしようかと思っていたがあまりにも忙しくてできなかった。まあ音楽が聴けるだけでもいいと思おう。
これで現在持っている全てのソース(CD、iTUNE/iPODのAAC)をFLACにするめどがついたのでソースはSneaky DSのみでこと足りる。MAJIKやKARIKを使用する必要は無い。
つまりSneakyのパワーアンプをEnableにしてSneakyとSpeakerのみのシンプルな構成にできる。
SneakyのパワーアンプとMAJIKを聞き比べるのも楽しみだ。
2008年11月19日水曜日
予算作成の時期
予算を策定する時期になった。このような時に海外拠点の予算はなかなか厳しいものがある。
まずこちらでの予算案を作成した。これから日本と交渉に入る。
優秀な人材を確保するために、人件費は譲れないところだ。このような場面では日本人の赴任者が現地の立場になって、日本から白い目で見られようがしっかりと交渉する必要がある。だ。
年内に予算の大枠を決める。来年度の計画は2月~3月までに決める。
普通は計画を立ててそれに必要な予算を決めるのだが、、わが社は順番が逆だ。
来年の計画は、腹案を持っているが決まるまでに少し揉めそうだ。これからスコットランドの拠点内での議論や日本との議論を重ねていかないとならない。
それも楽しいものだ。
2008年11月18日火曜日
Linn Sneaky DS ALAC
Forumにはいろんな情報が書き込まれていて参考になる。時間があるときにこれを読もうと思う。
さて Sneaky DSのFirmwareの最新バージョン(Bute 1.1-0.7)でALAC(Apple Lossless Audio Coding)がサポートされた。そこでCDをiTUNEでALACフォーマットにRippingしてみた。しかしLinnGUI上でALACフォーマットのFileが見つからない。ひょっとしてLinnGUIはMP4フォーマット(iTUNEで使っているフォーマット)は扱えないのかな?と思った。MP4からAudioトラックだけ取り出さないないとだめ?どうやって取り出す?やりかたがわからずに2-3日何もせずに居たらなぜかLinnGUIがALACフォーマットのファイルを認識した。何故?
早速FLACとALACの音を聴いてみた。Codecは両方ともLosslessなので差は無いはず。差があるとするとRipping時にどの程度エラー訂正、リトライをするかによる。
結果はEACでRippingしたFLACのほうがiTUNEでRippingしたALACより良い。でも最初違って聴こえたのに何回か聴いていると違いがわからなくなってしまった。
そのうち別のCDを使って聴き比べてみたい。
LinnのForumではlosslessコーデック間でTranscodingしたら音は変わるか、変わらないかなどの議論がされていた。
差が無視できれば、iTUNEのライブラリとDSのライブラリを共用できるので便利だ。
2008年11月16日日曜日
DELIUS
英国といえば、ヘンデル(英国に帰化)、ホルスト、ブリテンなどが有名だ。
私は知らなかったがDELIUSも有名なのだそうだ。
かれは英国で生まれたが両親はドイツ人でありドイツで音楽を学んだあとはフランスで過ごしたので、純粋な英国の作曲家とは言えないかもしれない。
Best of DeliusというCDを買って来て聞いてみた。
これがBestなのかどうか判らないが、10分以下のオーケストラによる演奏が収録されている。いい感じの曲だ。ドビッシーとか武満とかのような雰囲気を感じさせる。曲に大きな起伏があるわけではなく、心にさりげなく入り込んでくる。
"On Hearing the First Cuckoo in Spring" などこちらの自然の様子を思い浮かべながら聴くとすごくいい。 全体的にはなにかつかみ所の無い曲が多いが何回か聴いているとしんみりとした良さが感じられると思う。
これからも英国の作曲家の曲を聴いてみよう。
2008年11月15日土曜日
11月の土曜日
しかし、風は強い。
Charlieの散歩の時に通る森の木の葉っぱはほとんど落ちてしまった。
家の裏の木の葉っぱも落ちてしまった。
先週は下のように葉っぱがついていたのに、、、
本日はエジンバラの楽器店に行き、ピアノのリースの手続きをしてきた。契約書が無いので自分で作って持って行ったら楽器店のおじさん(キャメロンさん)が「実は契約書を作ってあったけど、配達の時に渡すのを忘れてしまったんだ。」という。でも私の作った契約書を見て「これでいい。サインしよう。」と言ってくれた。本当に人のいいおじさんだ。
2008年11月14日金曜日
Scotlandの景気について
しかしScotlandもマクロでは不景気になってきている。
・UKの失業率は5.8%になった。これは過去10年で最大
・Scotlandの住宅価格がこの3ヶ月で4%ほど下落。下がることは過去16年で初めて。Englandはかなり早くから下がっていたがScotlandも下がった。
・BTが約10,000人の人員整理、RBSが3,000人の人員整理を発表。
・UKの金利を4.5%から3%に下げたがさらに利下げの予想。(数字はうろ覚え)
これからUKの経済状況はかなりひどいことになるのではないかと予想される。
EUが形成されUKにはかなり多くのEU内の人が移住している。これから失業率がさらに上昇すると先ず移住した人たちが職を失うことになるだろう。労働法により国籍、年齢、宗教による差別は無いはずだが実際にはあるようだ。様々な問題がこれから浮き彫りになってくると思う。
まちがいもあると思うが勝手に書かせてもらう。
・今の世の中は主にアジアで工業製品の供給量が需要を上回るスピードで増えた。
・この生産は主にアメリカの異常(借金ベースの)な需要により支えられた。
・アメリカの異常な消費(=債権)は異常な金融商品を生んだ。
・ヨーロッパは域内での生産と消費のバランスが比較的取れていた。しかしアジアからの
輸入やアメリカへの輸出は多いので無関係ではない。
・BRICSも世界経済に影響するほどの輸入超過ができる国ではない。
・アジア、欧州からアメリカへの商品の輸出とアメリカから世界各国への金融派生商品
の流れが世界経済を成長させた。つまりアメリカは金融派生商品により貿易赤字を相殺
してきた。
・別に通奏低音のようにあるのが中東から世界へのOilの流れとアメリカから各国へ
の食料の流れである。
・この流れのどこかで問題が起こると借金ビジネスはキャッシュフロー不足でいき詰まる。
この問題を起こしたのはBushだと思うのだが、、
・すると金融商品はさっと引いて別の所に行くので影響がすごく増幅される。
世界はアメリカの軍事力と消費力に依存しすぎた。以前は日本・欧州だけがアメリカにおんぶしていた。欧州がちょっと降りたが今は中国、韓国などが皆おんぶしている。しかし地球はアメリカ一国でまかなえる規模ではなくなった。
EUは早くからアメリカに依存しない経済圏をめざし成功したかに思えたが今回は大きな影響を受けてしまった。
アジアはアメリカへの依存度が非常に高いので影響を大きく受ける。中国の状況を想像すると恐ろしい。共産党政権の崩壊もあるかも?アメリカ一国に依存しないためにアジアは今後EUのような経済圏の形成をめざすべきだろう。(実現にあたっては個別の問題はあるが)
北米、欧州、アジア、中東(欧州に含むべきか?)そしてアフリカの各FTA圏が域内で活発な交易をして各FTA圏同志は緩やかな(=少ない貿易量で収支はイーブン)交易をするようにすべきだ。そのためにはアフリカに対する世界の支援が必要だ。 というのはずっと前から言われているけど、、
なかなか難しい議論だが、こういう議論って欧州の人たちは得意なんだよね。だからブラウン首相とかメルケル首相とかサルコジ大統領とか最近頑張っているよね。
日本やアジアも頑張らないと、、
2008年11月12日水曜日
Linn Sneaky DS こぼれ話
DSのページではなく、Newsのページだ。これではわかるはずがない。
それに私はLinnUKのページのほうが多くの情報を掲載している筈だと思って、UKのWebを中心にして見ていたので余計にわからなかった。
説明によると
出荷時ハードに搭載されていたファームに対して以下のような改変を行ったようだ。
2008/6にリリースしたFirmでAIFF対応した
2008/10にリリースしたFirmでApple lossless(ALAC)対応した
ALACは当初からサポートしていたFLACと同じようなCodecだ。
ALACが使えればiTUNEやiPODとDSが同じデータベースを使えて非常に効率的だ。
ただしEACではALACでのRippingができないのでRippingはiTUNEで行う必要がある。
iTUNEの音質をEACと比較して問題なければiPOD、DS共通のFormatとしてALACを使い、RippingソフトとしてiTUNEを使えばいい。時間が取れたらぜひ確認してみたい。
あとLinnに関して愚痴を少々
Linnが修理不可能な機種のリストを発表した。
この中には私が所有している機種が多く含まれている。シリアル番号に依存する機種もあるので日本に帰らないと該当するかどうかはわからないものもあるが。
何故私がLinnを使うようになったかというとクールなデザインや優れた音質が理由であるが、いつまでもリーズナブルな費用で修理ができるということも大きな要因である。
それがはしごをはずされてしまったような感じで、かなり心外だ。
Linnも今のように製品ラインアップが増えて来ると全ての製品の保守部品をストックするわけにはいかないのは判る。Linnもどこかの時点で良識的な会社から普通の会社に方針転換したのだ。(誤解されると困るが今でも十分良識的だ。以前はすごかったということだ。)多分2000年前後だと思うが、、
企業経営は常に規模拡大を目指す。Linnには極端な規模拡大を目指して欲しくはなかったが現在の世界に生きている以上しかたの無いことである。規模拡大なくしては人材が確保できない。人が最大の経営資源である会社は、規模拡大は必要なのだ。
2008年11月11日火曜日
Linn Sneaky DS NASの導入
http://www.buffalo-technology.com/products/network-storage/linkstation/linkstation-live-with-bittorrent/
いまどきのNASはすごい。DLNAサーバ、Webサーバ、FTPサーバその他諸々の機能を搭載している。日本にいる時もNASを使っていたが当時PCのNetwork対応も十分でなく複数のPCでDriveを共有することさえ大変だった。また初期のNASだったので、今のように様々な機能は持っていなかった。NASという言葉が一般になる前の単純なネットワーク接続可能な外付けドライブであった。
それが今や本当にサーバだ。恐るべし。値段も結構安い。
マニュルに従いインストールする。あっという間にPCからNASがLドライブとして見えるようになった。Cドライブに入っていたFLACデータをLドライブにCopyする。さすがに時間がかかる。
あとはNASの管理ソフトでNASにログインしてMedia Server(=DLNA Server)の機能を有効にするとなんなくNASがDSを認識してしまった。DLNA/UPnPの威力だ。
こうしてLinnGUIを起動するとPC上の音楽データとNAS上の音楽データの両方が見える。NAS上のMedia ServerがPC上のデータを見つけたのか?LinnGUIが見つけたのか?このあたりの仕組みは良くわからない。それであっさりと音が鳴ってしまった。
Win95や98の時代にNetworkの設定に苦労した頃から考えれば隔世の感がある。
このNASはDLNAサーバ以外にも多種多様な機能があるのでマニュアルを見て便利な機能を使ってみたい。
NASからStremingする音は以前のPCから無線経由でStreamingする音と比べてどうなのか?この比較は時間が無くてできなかった。今後の楽しみとして取っておこう。
またまたLinnに文句だが、、 DS付属のマニュアルを見るとNASにTwonkyをインストールするように書いてある。しかし世の中にはDLNAサーバー機能を持ったNASが一杯あるのにNASの推奨機種に関する記述が見つからない。
TwonkyのWebを見て、ひょっとしたらBuffaloはTwonkyをプリインストールしているのかと思い確認し、Buffaloの購入にたどり着いた。
全体像をきちんと説明していないので、初心者には非常にわかりにくいのだ。
Steinway & Sons参上
開戦が1914年終戦が1918年。このところTVで第一次世界大戦のことをやっている。
しかし、既に90年以上前のことでこの悲惨な戦争に従軍した人は生きてはいない。それほど昔のことなのだ。
そんな日に、100年以上前に製造されたPIANOが我が家にやって来た。多分ドイツの工場で製造されたのだろうが、工場からどこに出荷され、誰の手を経て我が家にやって来たのだろう。その間に第一次世界大戦や第二次世界大戦をどのように潜り抜けて来たのだろうか?
今までの歴史と、私達が今ヨーロッパに居ることなど含めて非常に感慨深いものがある。
すごく風格のあるPIANOだ。奥行きが深くて家に入れる時に運送屋がとても苦労した。
設置したあと、私達が少し動かそうと思って押したがびくともしない。現代のUpright PIANOだと簡単に動くが、それとは全然違う。運送屋は二人で運んで来たが凄い!やはりこちらの人は日本人よりパワーがある。
PIANOのサイドには湾曲した彫刻がある。湾曲が鍵盤の下に接する部分にはアンモナイトのような渦巻き模様が施されている。
かみさんはまだこちらに渡る前に、ナウマン象のような牙とアンモナイトを装ったPIANOの夢を見たそうだ。そしてこのPIANOが正に夢で見たPIANOだったので凄く借りたくなったのだ。
2008年11月10日月曜日
Linn Sneaky DS Rippingソフト
RippingしたソフトをLinnGUIで見るとアルバムタイトル、曲名、アーティスト名などが化けている。これらを編集したいのだがEACでどうやって編集していいかわからない。EACのWebを見ると「まだβなのでドキュメントはできてない」と書いてある。
ふとLinn JapanのWebを見るとMediaMonkeyというソフトのダウンロードのリンクがある。
iTUNEと良く似た機能のソフトなのでこれを使うとコンテンツの情報の編集ができる。今日早速インストールしてEditしてみた。RippingをMediaMonkeyで行ってもいいかもしれない。しかし今のところはRippingはEAC 編集はMediaMonkeyという分業体制だ。
これからやってみることは、
①NASの導入
②リモートコントロールデバイスの導入
③SneakyDS内蔵パワーアンプを使用しDSとSpeakerだけのシンプルなシステムの構築
④Linn Recordsからマスタークオリティ(98kHzまたは88.2kHz 24bit)ソースの入手
⑤ずーっと先の話だが外付けDACの追加
③を行うと現在iPODに入れてあるソースが聞けなくなるので応急措置としてAACをFLACに変換してDSで聞けるようにする必要がある。日本に出張した時にめぼしいソフトはFLACでRippingして来たいがそんな時間は取れないだろう。
色々とやることがあり楽しみだ。
Linn Sneaky DS とりあえず音を聴いてみる
3階のPCで曲の再生をしてから階段を駆け下りて1階のリビングルームで音楽を聴く。
現在はDSのLine outをMIJIKのLine inに接続して聞いている。
SneakyにはPower Ampが搭載されているが現在は使用していない。そのうち聴いてみたい。
SneakyのPower Ampは上級機のCHAKRAで使われているICと同じものを使っているようだ。
CHAKRAでは低出力時はICのみでスピーカを駆動し、一定電力以上になると外付けのトランジスタをブースターとして使い100W、200Wの出力を得る。したがってSneakyのPower Ampは上級機の低出力時と同等の音質を持っていると考えられる。もちろん電源部は上級機と違うし、DSはDigital回路と同居しているのでnoiseの影響も考えられるが、、、
さてChick & HiromiのDuetを聴いてみる。一聴してCDとは音が明らかに違う。DSのほうが音がくっきりしている。CDで再生したほうはなんとなくに濁ったような音だ。 よくある表現だが1枚も2枚もベールを剥いだような音だ。
この違いは大きい。かみさんに言わせるとCDの方は大きなホールで聴いた音のようだとのこと。付帯音がついていてそのように聴こえるのだ。 Chick & Hiromiは小さなJazzクラブで録音されているのでDSの再生音のほうが正しいはずだ。
これだけ音が違うと導入した価値は十分ある。CDだって最高級ではないがLinn KARIK+NUMERICだからそんなに悪くは無い。
ちなみにCDとDSを切り替えながら音の比較をした。リモコンでCDのSkipなどしていると、DSの再生も一緒にSkipされている。LinnのリモコンでDSもコントロールできるようだ。
例によってこのことはマニュアルには一切書いてない。
でも音はいいので許してやろう。将来の発展性も含めて非常に魅力的だ。もう少し弄り回してみたい。
2008年11月9日日曜日
Linn Sneaky DS ついに購入!
さて昨日はとりあえずSneakey DSから音を出すことができた。
音を出すためにには
①CDをFLAC形式にRippingする。
最初はLinn UK推奨のRip Stationをインストールした。しかし以下のWebを見るとExact Audio Copy(EAC)のほうが正確なRippingができるようだ。
http://zigsow.jp/pickup/linn/part2/index.html
Linn JapanのWebにもEACのダウンロードリンクがある。LinnUKには見当たらない?
今回は初めてなので色々と面倒なことはせずEACでRippingをしてみた。iTUNEよりRippingに時間がかかる。理由は最適化できていないのか、エラー検出時に再読み込みを徹底して行っているためかはわからない。でもきっと後者なんだと思っている。
②Towanky Media ServerをPCにインストールする。
http://www.twonkyvision.de/
DSはDLNA cliantだ。DLNAサーバからデータを読み込んで再生する。だからDLNAサーバの機能をどこかに持たせる必要がある。今回は最小システム構成なのでPCにサーバ機能を持たせることにした。Towankyは30ユーロほどの有償ソフトだが、30日の無償試用版をダウンロードしてインストールした。Twonkyの設定方法はLinnのマニュアルに書いてある通りに設定した。
近いうちにDLNAサーバを搭載したNASを導入してそこに音楽データを格納する予定だ。NASを使用するのがFullシステムだ。
③LinnGUIとLinnConfigをPCにインストールする。
LinnGUIはDLNAサーバからDSに送る音楽を選択したり再生、停止、ポーズ等の制御をするソフト。LinnConfigはDSの設定をするためのソフト。
これはsneakyに添付のCDに入っているソフトをインストールした。
今回はPCにインストールしたのでPCからDSの制御をするが将来はNokiaNシリーズなどにGUIをインストールしてそこから制御する予定。音楽を聴くたびにPCを起動するのは大変だし、我が家はDSは一階、PCは三階にあるので不便なのだ。
とりあえずこれらのソフトをインストールし、DSをルータに接続し、Twonkyを起動してからGUIを起動するとDSが認識された。またRippingしたソフトも認識した。
再生するソフトを選択して再生ボタンを押すと見事に音が鳴った。
ネットワークは往々にして設定の問題があり正常に動作するか心配していたが杞憂であった。
このあたりはしっかりと作りこみがされているようだ。
しかしLinnはAudioメーカなのでPCがらみのセットアップに関するマニュアルはいまいちだ。
既にDLNAなどを使って宅内のマルチメディアシステムを構成している人には問題ないと思うが、そうでない人には不親切なマニュアルだ。先ずシステム全体の構成を説明した上で構成要素である機能を実現するソフトウェアのインストール方法を説明しないといけない。
LinnGUIやDSの制御ファームが出荷時のものからバージョンアップされている。しかしこれらのソフトのリリースノートが無いのでUpdateすべきなのか、何が変わったの全くわからない。LinnGUIをUpdateしないとDSのファームウェアのUpdateができないが、LinnGUIのUpdateのマニュアルがどこにも無い。最新版のGUIを使ってDSのファームウェアをUpdateする方法を書いたマニュアルだけはやっとみつけた。
ドキュメントについては文句を言わないとならない。
Remembrance Day
第一次世界大戦の終戦記念日だ。1918年11月11日に第一次世界大戦が終わったことを記念した日だ。この日の1ヶ月ほど前からTVに出る人はPoppyの花をかたちどった飾りを胸につけている。 もちろんTVに出ない人でもつけて構わないのだが、私の廻りでつけている人はあまり居ない。英国人もTVもTVに出る時は気取るんだ。
これは日本の赤い羽根募金のようなものだと思っていたら、やはり似たようなものだ。
Remembrance DayかSundayのどちらかはわからないが国民がお昼頃黙祷をする。
日本でも終戦記念日や原爆の日に黙祷するのと同じだ。
去年スーパーで買い物をしていたらレジの人が突然仕事をやめてしまった。一体何?と思っていると皆が黙祷している。意味が良くわからず私も黙祷した。
英国の人も戦争は嫌いだ。しかしす戦争をするべき時にするのは過去の歴史が示している。
これからの世の中、世界中から戦争が消えて欲しいものだ。
2008年11月8日土曜日
早めのクリスマスプレゼント
2年前に誰がオバマが大統領になると想像しただろうか?また1年前にも想像できなかった。
いろんな要因がオバマを大統領に押し上げたと思う。
オバマになってからの国際情勢、日米関係は非常に興味があるところだ。
ってことは横へ置いて、、
今日はエジンバラに行きかみさんと私の早めのクリスマスプレゼントを買って来た。
正確に言うとかみさんへのプレゼントは買ったのではなく、借りたのだが、、
私はついにLinn Skeakey DSを買った。詳細は別途書く。
今の円高のおかげで日本の約半値で買うことができた。セットアップには時間がかかると思っていたが一発で音を出すことができた。
さてかみさんへのクリスマスプレゼントは? ピアノのリースを申し込んで来た。こちらには数年しか居ないので買うわけにいかないのでリースだ。
先週楽器店に行きピアノのリースの条件を聞きリースすることに決めた。最初は一番安いピアノを借りようと思っていた。しかしその店にはSteinway & Sonsのピアノがあった。先週それを見てから、かみさんはSteinwayが忘れられずに1週間の間に頭の中はSteinwayで一杯になってしまったのだ。
このSteinwayはアップライト。100年以上前のもの。それをSteinwayが中身をレビルドしてあるので弦やハンマーは新品だ。他のピアノとは全く違う素敵な鍵盤だしタッチも良い。
本日、店のおやじさんにSteinwayはリースできるか?と聞いた。最初は渋っていたが何回か聞いているとどうやら貸してくれるとのこと。リース代も安いピアノよりは高いけどなんとか支払える範囲だ。
で、借りることにした。ピアノが配送されるのは来週の火曜日か木曜日になる。これからかみさんはピアノが来る日を今か今かと待ち焦がれるのだろう。
2008年11月5日水曜日
Guy Fawkes Day
イギリスのプロテスタントを優遇するジェームス1世を暗殺しようとしたカソリック教徒のGuy Fawkesが1605年11月5日に暗殺の直前に逮捕された。
彼は国会議事堂の地下に爆薬をしかけて爆破させようとしたので、それにあやかり11月5日には子供達が花火をあげる。暗殺計画が未遂に終わったことを記念しての行事のようだ。
イギリスの歴史では様々な策謀や事件があったと思うが何故Guy Fawkesだけが数百年を過ぎた現代まで行事として残っているかは不明だ。
Charlieは花火や雷が苦手なので近くで花火があがると怯えるのではないかと心配していた。しかし家の中までは花火の音は響かず全く問題なかった。 ホッ。
先日のハロウィン、そして今日のGuy Fawkes Dayが終わるとここ英国は一気にクリスマスへとなだれ込むのです。
2008年11月4日火曜日
Linn DS
UKのLinnのWebを見ているとRippingソフトはRipfactoryというものを使う。これはフリー
http://www.ripfactory.com/
Media ServerにはTwonky Media Serverを使う。これは30ユーロほどするソフトだ。DSがMedia Serverからデータを読み込みながらStremaing再生を行う。
http://www.twonkyvision.de/
Media ServerをPCにインストールしてそこからデータを読み出す構成もあるが、NASにMedia Serverソフトと音楽データを入れてそれをServerとして使うのが推奨システムだ。
最初にPCをServerとして使えばDS以外の出費はTwonkyのみだ。でも将来NASを使う場合Twonkyのライセンスを購入しなおさなければならないとすると無駄な出費になるのでNASも購入したほうがいいのだろうか?などと考えている。
NASも通常のHDDではなくSSDのほうが音がいいという噂もあるが、とてもそんな高いものは買えない。それに理屈として変だ。それでもあと5年もすればSSDも使えるようになるだろう。
久し振りに日本のLinnのWebを見ると
Rippingソフトとしては上記以外に、Exact Audio Copyも使えるようだ。
またDS対応のNASも紹介されている。これらのNASはMedia serverソフトがプリインストールされているのだろうか?
導入するにしても色々調べないとならない、、 それもまた楽しいものだ。
2008年11月2日日曜日
Charlieのしっぽ
もともとはカナダのラブラドール地方の産で、英国で品種改良されて今の状態になっているそうです。英国がラブラドール・レトリーバーの母国なのでこちらにはラブラドールが凄く多いです。それも黒ラブ。日本はイエローが多いように思います。
まあ「Charlieいなかに帰る」といった感じでしょうか?
ラブラドールのしっぽは通常Otter tail(かわうそのしっぽ)と言われ下の写真のように垂れ下がっています。
ところがCharlieは柴犬のように巻きしっぽです。
ドッグショーやコンテストなどに出す場合には巻きしっぽは減点対象になります。ですからこのようなしっぽのラブラドールは敬遠されます。
そう言えば日本に居たときに近くの獣医が「この犬は巻きしっぽだからラブラドールじゃないな。」と言ったときにかみさんとCharlieが獣医に食ってかかったっけ。それ以来Charlieはその獣医になつかずウーウー言ったそうです。
でも私達は、Charlieの巻きしっぽが大好きです。このところ年をとったせいかしっぽの筋肉が弱り?上の写真のようにOtter tail状態になることが多々ありますが、いつまでも巻きしっぽで居て欲しいと願っています。
2008年11月1日土曜日
天気の良い週末
針葉樹の森は暗い。暗いの手ぶれでうまく撮影できていないが、木が傷んでいる。左側の木はもう枯れている。間伐をしないからなのか、酸性霧の影響なのかわからないが、、 こういう木の姿を見るのは悲しいことだ。
2008年10月31日金曜日
ハロウィン
昨年は10月31日までエジンバラの長期滞在ホテルに住んでいて11月1日に引越したので今年は初めてのハロウィンです。
中には悪ガキが居て卵を家の扉にぶつけて行くことがあるという話を聞いたのでかみさんは少々不安のようです。
それでもかみさんは子供達にやるお菓子をせっせと袋に入れています。
午後5時くらいから今か今かと楽しみに待っていました。祭の時に神輿が来るのを待っているような気分です。
午後6時を過ぎたころからぼちぼち子供達がやって来ました。
話によると歌を歌ったり、JOKEを言った後にお菓子をやるのだそうです。
でも何にも芸をせずに菓子だけ持って行く子もいます。
かわいい子たちです。よちよち歩きの子供もちゃんと扮装してやって来ます。
今度は恐ろしい子たちです。手に持っているポンプを押すと左の子のお面の中の赤い血が流動します。かみさんは凄く気に入ってキャーキャー大笑いしていました。
2008年10月30日木曜日
在宅勤務
今日は回復していると思ったらまだ使えない。原因は不明だがOfficeとデータセンター間の通信に問題があるようだ。
私は家に帰ってVPN接続で仕事を行った。夕方になっても問題は解決しなかった。
私は幸いにして能率があがった。
しかし会社のほとんどのメンバはVPNを持っていないので今日一日仕事にならなかった。今はメールだけでなくデータがネットワーク上にあるのでネットワークが使えないと全く仕事にならないのだ。非常に大きな損失だ。
クラウド・コンピューティングやシンクライアントが世の中の流れだがこれらの方式はは一度問題が起きると影響は大きい。リスクを考えて回避策を講じながら採用しないと大変なことになる。
思いがけず在宅勤務をしたが、日本に居た時は仕事が忙しく毎週土日は家で仕事をしていた。土日であり給料がでるわけでないから音楽を聴きながら、時には一杯やりながら仕事をしたものだ。 その時のことが懐かしく思い出された。
しかし私は軟弱な人間なので在宅勤務は向いていない。家にいるとついつい怠けてしまうのだ。 やはり生活と仕事が物理的に切り離されて意識のスイッチが切り替わらないとだめだ。
2008年10月29日水曜日
公定歩合引き下げか
前回の協調利下げの時には日本は利率の引き下げを見送った。日本以外の国にとって利下げはあまりメリットが無い。金利が高いから資金を借りられないのではなく、銀行がおよび腰になって資金を貸さないのが現状だからだ。
しかし日本は円高を是正する必要がある。そのためにはドル、ユーロ買いをするをするか公定歩合を下げるかのどちらかだ。
価値がどんどん下がるドルをあまり買いたくないし、少々の買い支えでドルが持ち直すとは思えない。さらにユーロも買わないとならない。焼け石に水だ。
日本の金利は下げしろが少なく無い袖は振れないが、円高を是正しようとする意思を見せるべきであるし買い支えよりは効果があるだろう。
日銀は金利を下げない理由としてインフレ懸念をあげていた。インフレの原因は原油高や食料高であった。(今は落ち着いてきたが) これらの価格は日本の金利以外の他の要因で決まっているので日本の金利を少々上下させたところで原油などの価格がそう変わるわけではない。また金利が下がっても今のご時世で市場に流動する現金が増えるとは思えない。
だから私としては日銀の対応が不可解であった。
本当に利下げをするかは不明だ。また極端な低金利は良くないことはわかる。
しかし以前も書いたように今回は利下げすべきだと思う。
その一方でもう少しポンドが下がるとSneaky DSを買えるかもしれないと思っている。
いろんな思惑がからんで最近は為替相場から目が離せない。